先週に引き続き、今週も寒波の影響でかなり冷え込んだ日が続きます。皆さん体調に変わりはないでしょうか。今週で2021年も終わり、新年を迎えます。年が明ければすぐに共通テストがあり、その2日後には私立大学医学部の一般入試が始まります。ここからはまさに「大詰め」です。「できる」問題でいかに点を取るかが大切です。計算ミスをしない、有効数字を間違えない、スペルミスをしないなど、できる問題は確実に点に繋げていきましょう。入試は満点を取る試験ではありません。問題全てにまんべんなく時間を割くのではなく、解ける問題を見抜いていきましょう。
2019年12月に新型コロナウイルスが中国で報告されてから約2年。ワクチンや治療薬など開発はされていますが、依然として私たちの生活を脅かしています。現在、オミクロン株が世界中で確認されていて、日本も例外ではありません。大阪では市中感染が確認されています。今回の株は感染力が強いようで、いったん収まりを見せていた感染者数も、増え始めています。感染力は強いが、威力は弱い、と言われていますが、それもまだ未知な部分が多く、今後変異しないとも言い切れません。十分に注意しておきましょう。特に、皆さんは2週間後に入試を控えています。コロナウイルスに感染していなくても、濃厚接触者になる可能性も十分に考えられます。特にオミクロン株の濃厚接触者になった場合は自宅待機ではなく、宿泊施設で14日間の待機を要請しています。この方針を受けて、文部科学省は試験当日にオミクロン株に感染した人の濃厚接触者に該当する場合は受験を認めないと発表しました。もちろん受験生が不利益を被らないように追試験や振替受験の対応を大学に求めていますが、大学がどこまで対応してくれるかはまだ不明瞭な所も多いように感じます。
もうすぐ入試本番です。入試が終わり、結果が出るまで、しばらく不必要な外出、人との接触は極力控えるにするに越したことはなさそうです。
