再受験でも医学部に合格している事実を考えると | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


名古屋大学工学部卒業後に一年間予備校に通って、名古屋大学医学部に入学した生徒。

MARCH卒業後に2年間うちの予備校に通っていた生徒は藤田医科に特待。

地方国公立出身だった去年の生徒も、国公立医学部に入学した。

ただ、再受験生が全員合格していくわけではない。去年の生徒の中には、二年頑張って結局ドロップアウトした生徒もいる。

大きな違いは、勉強するという意味が理解できているかということ。勉強は積み重ねなので、やり捨てではいけない。出来る限り密度の高い学習を行い、理解を深め、少ない問題数でもたくさんの問題に対処できる状態を作り上げる。

こういった考え方が出来上がっているから、開講時からすぐに能力が伸びる。前の受験のときに学習したことを思い出せるから。理解が深かったので、頭脳の深部に沈んだものをすぐに引き上げてくることができる。

対して、勉強するということが理解できていない場合、スッキリと全て忘れてしまっている。全てが初めて聞くようなものだったということ。理解が浅いものはすぐに吹き飛んでしまう。
こうなっていると、その後の勉強も上滑りしてしまう。本当に歩留まりが悪い。年齢のために記憶力が悪くなっていることも多少あるかもしれないが。

チューターの皆様も勉強してきた内容をクリアに覚えていて、更に教えてあげることができる。さすが医学部生だということ。
やっぱり医学部に合格するような勉強方法は、付け焼き刃的なものでは通用しないだろうし、もし仮にそれで合格してもその後に困るんじゃないかな。

いくた