こんな断定をしてみる | 中学入試と医学部入試の道の駅

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上の記事ですが、まず訂正します。山梨大学後期の一次選抜ラインは、85%ではなく、83.6%でした。大学ホームページで確認しました。お詫びして訂正します。

さてこの山梨大学のデータをもう少し深めてみます。
最終合格者のセンター得点率は、最高で93.2%  最低で83.3%  平均で87.7%です。(最低が一次選抜ラインより低いのは、一次選抜と二次参入の計算が異なるため)

ちなみに、山梨大学の配点は、センター800  二次1200となっていて、二次重視です。
ということは、センターで凄く得点できた人、すなわち9割を超えてきたような人は、センターでのアドバンテージを活かしたいと思うでしょうから、山梨大学後期に出願することは少ないと思います。

例えば、名古屋に住んでいる人であれば、
センターで92%を超えるくらい得点できたら名古屋大学後期に出願するでしょう。また90%を超えたら三重大学を検討するでしょうか。それを下回ってきてかつ85%を上回るならば、岐阜大学や山梨大学などの二次重視型を選択すると思うのです。

ということは、やはり山梨大学後期に出願している人のボリュームゾーンは、87%前後ではないかと思っています。

こうなると先日の記事と、今日の記事での検討結果を加味して結論を出すと、こんなんでどうでしょうか。

センター800点(88.88%)で、国公立大学医学部合格率は8割

「おまえ、8を並べたかっただけだろう」
と言われそうですが。
実に無責任な検討ではありますが、ある程度当たっているようにも思えます。うちの予備校でも800点を超えた人は、ほとんど合格できたと思います。もちろん油断は出来ませんし、出願先にもよりますけどね。

逆に765点(85%)を下回ると合格率は一気に下がると思います。この辺りの高得点勝負が国公立大学医学部の大変なところですね。

いくた