そんなに医学部にいきたいか? | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

く少し前に予備校講師は激務であることを書いた。こんなヤクザな仕事はやめておいた方がいい。

うちは医学部専門の予備校なのだが、そんなに医師になりたいか?とも思う。
大学に入るのも大変、大学の勉強も大変、大学出てからも大変、必要とされる能力も複雑、そして年収も思ったほど高くないじゃない。もっといい道はあると思うんだけど。確かに医師免許があれば安定はするだろうよ。それでも医師をやっていくことのリスクもあるじゃない。

世の中の人間全てが医師になってしまったら、誰が医療費を負担するんだ?医師は重要な仕事だとは認めるが、生産を担う仕事ではない。

開業医の御子息なら分からなくはない。家業を継ぐことを使命と考えているなら。でもはっきりとした意思もない人が医学部行くなんて大丈夫?

偏差値が高いから、ステータスが高いから、モテモテだから。
私はそういう不純な動機を否定しない。
動機が不純なほど達成率は高いと思っているしね。ただ一生涯不純な動機でやっていかれるとも思えない。

ちなみに、私の出身高校は、おそらくは全国でも有数の医学部進学率だが、私自身は一度も医師になりたいと思ったことはない。まあ、病院が嫌いなんだよね。病院にいるだけで、病気になりそうで。

他方で、ブログを書いている医学部志望者の中には、高い志を持って医道を進みたいと欲する医仁者も多い。うちの予備校も何人かはいることはいる。志ある人は、学習に向かう態度も違うけどね。そういう人達で、医療について、人について、考えてほしいんだよね。医療とは人と人の間に生まれるエンパシーであり、シンパシー。


今日の一曲は、GLAYの口唇。
カラオケでよく歌ったわ。勢いで歌えるから、うまいのか下手なのかもわかんないしね。

いくた




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