- 前ページ
- 次ページ
ただいま、絶賛リハーサル中で内容も去ることながら、動員数も多いに気になる所です。
と、いうのも実は新規立ち上げのこちらの団体で、2015年1月より音楽監督/常任指揮者をやらせて頂く事になりました。
なんか、こう書くとすっごい偉そうだし、だから何?って感じだけど、ただの報告なんでそこらへんはスルーしてください。
ただ、やるからにはちゃんとやりたいな、と、思っています。
一つの市民オペラ団体として、まずはちゃんと歌手のみんなが安心して出演出来るようにしていきたいな、と。
そこらへんの整備というか、環境を少しずつでも整えながら、質の良い上演を重ねていけたらな、と考えています。
今日は簡単な所信表明的な感じで。
明日は内容とか、告知に触れていこうと思います。
ちなみに、主催の方とは同じ苗字ですが、血縁関係はありません(笑)
チケット、絶賛販売中です!!!!
もう、2年も前の事になるのだけれど、友人の頑張りが一つの結果として報われたようです。
みんなの頑張りの先っぽの方に、こうして名前を出して頂けるなんて、感謝の念に堪えません。
全てが手探りの中で運営をする大変さは、例外無く多くの市民オペラが経験する事だと思うし、元々一国一城の主である音楽家が集う、【オペラ】という現場の緊張感は一筋縄では収まりきらないものがあります。
色んな演奏の形だったり、様々な舞台様式がある中で、一人一人の音楽家や歌手がそれぞれに持つ良い意味でのエゴをぶつけ合って、信頼し合って、シェアしあう、異種格闘技戦のような【オペラ】だったり、現場が大好きです。
沢山のトラブルを乗り越えたFoglietta Operaも《信頼》という武器を持って、同世代の仲間で一緒に【オペラ】を沢山のお客様に届けていく事が出来たら良いな、と改めて思いました。
ついでに自分の事も。
やりたい事が多過ぎて、一日が24時間じゃ全然足りないけど、2013年も、2014年も、毎日毎日飽きる事無く音楽を続けられて、そして常に前よりも、もっともっと音楽が好きになれた事が何よりも良かったと思っています。
この先、自分の未来がどうなっていくのか、不安で恐くて仕方ないけど、そんな事考えてもどうにもなるわけでもないので、あまり深く考えず、とりあえずやりたい事と、やらなきゃいけない事を片っ端からやるつもりです。
周りの事とか、色んな雰囲気に惑ってしまう事もありますが、どうしたって結局は、僕は僕でしかないし、絵に描いた餅を求めてばかりじゃお腹は満たされないものだと知りました。
★自分を受け入れる事
★相手と向き合う事
この2つに気付けたのが2014年。
世間では当たり前の事かもしれないけど、ずっとずっと『自分の中でしか』もがいてなくて、『自分としか』戦っていなかった僕自身にとっては、かなり大きな一年でした。
ずっとずっと殻の中に閉じ篭って頑張ってるつもりになって、踠いて、足掻いて、「そんな僕を見てくれー」って、してた部分は往々にしてあったんじゃないかな、と(笑)
自己憐憫というか、自己認識欲求の類とか、多分、そんな所だと思うんです。
故に、青い、とか、綺麗事、とか、言われる事も多々あったし、言われてもピンと来なかったんですよね。
そこらへんを解消して、今やっと、一人の人間として一人前の入口というか、物心がついた辺りな気がしてます。
受け入れる事、向き合う事を知って、今まで取りこぼしてきたものを急いで拾いに行きながら進む、そんな感じです。
自我を捨てる事で初めて一人前。
自我を捨てる事で初めて自立。
一人前に自立する事で初めて人間に気付く。
そんな所でしょうか。
なんかお坊さんの説教っぽいね(爆)
2015年は、いよいよ男三十代後半戦。
正に気力も体力も充実しているここ数年が、人生にとって一つのピークなんだと思っています。
憧れだとか、机上の空論を追うのではなく、自らの道をなるたけ遠くまで開拓していくつもりです。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
