脱線占星学?② | おがっちさんのブログ

脱線占星学?②

 ☆続きです☆


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 で、このペルシャ占星学に関する情報が少しでも無いかな~とネットに迷い込んでいたら、とある一つの情報が私の直感に引っ掛かってきたのです。 そっから、幾日かケイシーの占星学に関する本やらを引っ張り出したりして、その情報に関して色々な角度から調べてみたのです。


 その情報はこちらです→【ミトラ教】:http://inri.client.jp/hexagon/floorA7F/_floorA7F_mitra.html


 私はケイシーを長年研究しているのですが、ミトラ教に関してはあまりリーディングの表層に出て来たことはなく(ケイシーセンターの会長であられる光田秀さんならご存知かもしれませんが)、今まで私のアンテナに引っ掛かってきたこともありませんでした。 調べていて、「へー♪そうだったんだー」 という新鮮な感覚がありました。


 ケイシーやっているとアトランティス文明の崩壊から、イエス・キリストの流れがメインになるのでその間の情報が陰が薄い感じがします。 長い年月をかけてイエス・キリストを迎える準備を整えたエッセネ派が印象的です。 イスラエルにある死海の南端にあるクムラン(クメラン)の地に拠点を築いた教団ですね。


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 ケイシー・リーディングを読み解くと、占星学というのは、現在巷で持て囃されているような個人レベルの占いではなく、やはり一部の霊能力を持った人が国家レベルの未来を観るために用いていた特殊な学問だったようで、現在ある占いレベルとは根本的に異なるものだったようです。


 しかし、それはそれとして、現実に現在【占い】として一般レベルで存在しているのだから何か意味があるのだろうからそれを否定せず、【中今】の基になっている占星学というものの大まかな起源というものを探ってみようと思っていたら、【ミトラ教】に辿り着いたのです。


 どうも、この辺に当たらずとも遠からずの現代の占星学の起源がありそうです。


 参考までにミトラ教の研究家である東條真人氏の意見を参考までに貼り付けておきます。


 続く…


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~~~~~~~~〔転載ここから〕~~~~~~~~~~~~~~

●ちなみに、厳密にはピタゴラス、エンペドクレス、プラトン、ストア学派、新プラトン学派というのは、純粋なギリシア哲学ではない。彼らはカルデアの神官から「ズルワーン神学」を学び、それをギリシアに広めたのである。プラトン一族のもとには、ミトラ教のカルデアの神官がひっきりなしに来訪していた。また、新プラトン学派という呼称は、19世紀にドイツの学者が便宜上つけた名称で、当人たちは「カルデア神学の師」と自称していたのである。


この件について、ミトラ教研究家の東條真人氏は次のように語る。

「日本は、明治維新以後、欧米から知識を輸入し、その他の地域からはほとんど何も輸入しなかったため、欧米の勝手な歴史観を鵜呑みにしてしまった。その典型が『ギリシア哲学はヨーロッパが継承した』という欧米人のプロパガンダである。これは宗教・神智学に限って言えば完全なウソである。ピタゴラス、エンペドクレス、プラトン、ストア学派、新プラトン学派という一連の流れは、ミトラ教を介して、シーア派とスーフィズム(イスラム神秘主義)に継承されたというのが真実である。 〈中略〉 現代イラン(シーア派)の神智学や政治神学もプラトン直系である。こういう事実を素直に認めないといけない。ホメイニ師の政治神学は、プラトンの『国家』を発展させたものである。欧米人はムシのいい一面があって、自分たちだけがギリシア文化の継承者だというイメージを世界に植え付けようとしているのである。こういうイメージ操作を打ち破って欲しい。」