運命と自由意志①
私が今までの人生で出遭った人物で、最も尊敬し、有益且つ大きな影響を与えた人物は、何度も取り上げていますがマクロビオティックの大森英櫻先生です。 この方との出遭いなくして今の私はありえないと断言できます。
実質、直接教わる事が出来た期間は1年ほどしかありませんでしたが、教わったことは食事療法、姓名学、運命学、経済等、期間の短さとは関係なく計り知れないものがありました。 これは私の内奥にある実感なので他の方に説明するのは難しいですが、よくあの時出遭う事が出来たなーというのが偽らざる実感です。 これからの世界情勢を考えても。
で、やはりあの時に大森先生に出遭えたのは、桜沢先生と大森先生の出遭い等も含めて、【必然】であって【偶然】ではないとは思うのですが、時期も含めてドコまで計られて(神計り)いたのだろうか?ということです。 この答えを私のお粗末な頭で得ることは出来ないのでしょうが、多分に気になります。
というところで、私の人生に強い影響を与えたもう一人の人物【エドガー・ケイシー】から、こちらに関してより深く考えさせられるような一文を抜粋してみたいと思います。 ケイシーが繰り返し述べる、神から人間に与えられている【食物】以外のもう一つの恩寵である【自由意志】というものも含めて。
【エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則】
〔法則10 私たちは決定の仕方を学ぶよう求められている〕 『意志を目覚めさせる』より
神が、私たちに決定の仕方を学ぶように求める第二の理由は、人間の意志に見出される、よくある状態に関係しています。 象徴的な言い方をするなら、私たちの意志は普段 「眠っている」 のです。 意志が眠っているときはほとんどの場合、私たちは習慣的なパターンや、外的な力に任せっきりにしています。
そこで、独力で決定することを学んでこそ、意志がその眠りから目覚めるのです。 そのためケイシーは、困難な状況にある人に透視(リーディング)を通してアドバイスする際、度々のように自主的な意思決定の重要さを強調したのです。
ある若い男性が、仕事で成功するにはどうしたらよいかと途方に暮れていたとき、一人の霊媒のもとを訪れて、次のような予言を受け取りました。 それは 「そのうち、彼の人生に偉大な後援者が現れ、彼の仕事が成功するよう経済的に助けてくれる」 という予言でした。
この話はあまりにも出来過ぎていて、本当とは思えなかったので、彼はケイシーのところを訪れ、この未来の出来事が本当かどうか、リーディングで確認してくれるようにと頼みました。
しかし、その答えはその男性を落胆させるものでした。 「未来は前もって決定されていない」 というのがケイシーの答えだったのです。 「見込みや可能性としては言えるかもしれないが、全ては個人が自由意志をどのように使うかによる」 とケイシーはアドバイスしました。
もし、その若者が適切な決定をし続ければ、そのような後援者が彼の人生に現れるかもしれませんが、その保証はありません。 つまり運命とは、手元にある好機をどのように利用するかが問題だ、とケイシーは言ったのです。
☆続く☆