カローラとCorolla?
そうたいしたネタではないのですが、ちょっと現在の世界経済と自動車産業の衰退と兼ねてアップしてみたいと思います。
私の実家は昭和57年式のカローラを今でも使っています。 最近はさすがにガタがきて故障も出ますが、大きな故障や事故は殆どなく、今まで乗って来れました。 クルマと人間も相性があるので、新車からでも故障する時は立て続けにでますね。
私がバイクに乗っている時がそうでした。 3台乗った中古からでも故障が殆どなかったのに、唯一新車を買った時だけ故障や事故が立て続けに起こった時がありました。
そうそう、話をクルマに戻しまして、私がアメリカでクルマを買った時購入したのが下のCorolla君です。 確か2001年式だったと思います。
本当はインテグラが欲しかったのですが、クルマを買う歳にローンを組まねばならず、そのスポンサーに下宿させてもらっていた寿司屋のオーナーになってもらったので、オーナーの意向を踏まえ赤のカローラに決められてしまいました。
というのも、このカローラ君を購入した(させられた)理由が、うちの店の大お得意様にChesapeakeのVolks Wagenの社長(中国系アメリカ人のチャンさん)がいらして、付き合い上から購入することと相成りました。 まー加えて、クルマを購入する際オーナーから3000ドルを出してもらったので、余計何も言えない事情もありました。 ホントはインテ乗りたかったなー♪
で、以前にもアップしましたが、クレジット社会のアメリカで、ヒストリーがない移民がいきなりクレジットカードを作ることは結構大変で、そのために1万1000ドルのクルマを購入して、頭金を6000ドル入れて、残りの5000ドルでローンを組んで、毎月返済していっていれば、半年後ぐらいにクレジット・カードのインビテーションが来ます。 ちなみに、私が初めてクレジット・カードを作ったのはCapital Oneという会社でした。
私がいた2005~06ぐらいまでは住宅バブルの全盛期で、クルマも家も飛ぶように売れていましたね。 店の常連も不動産ブローカーが多く、彼らの中で一番人気が高かったのが、バブルカーと言われていた“LEXUS GX470” というクルマで、日本では発売されていませんでしたが、一番低いグレードで6万ドル、オプション付けて8万ドルクラスでした。
不動産関係者は、その他にも2、3台ぐらい所持しているバブリーな方も結構いらっしゃいましたね。 向こうで働いている時に、私が大学時代に経験した日本のバブルを思い出させられました。 結局、人間て、国や時代が変わろうとも、本質って一緒なんだなーと教えられます。
もし…?という考え方はあまり好きではありませんが、私が、もし今でもアメリカにいたなら、果たしてどうなっていたんだろう、と。
今回のアップは、ただ単に“カローラとCorolla”という時代と国を超えた存在が、私の直観に引っ掛かったのでヒマついでにアップしてみました。
それでは、また!
おがっち