私の風邪は喉から。ふぃろむじです。

 

一週間前くらいから大風邪をひいておりまして、珍しく38度の熱にうなされていました。逆にテンションが上がってしまって、久々のこの休息期間を充実したものにしようと思い立ちました

 

始まりは太鼓の達人。例の親友と段位道場(太鼓の腕前を測るコース)で7段を取る呪いにかかっていたのでこれを解呪しようと試みます。家で動画を見ながらイメトレをしマスクをつけてゲーセンに向かいます。

 

そして何回かの戦いの末...

 

 

成し遂げました。やったぜ。まさかのフルコンボで手が震えました。

 

しかしまだまだ体調が悪いし外に出歩くのもよくないので家に引きこもりいい時間の使い方はないかなぁと思考します。

 

...そうだ、アマプラで映画を見よう!

 

私は小さいころ本当に落ち着きがなく映画の2時間が耐えれないクソガキでした。そのまま食わず嫌いが続いて大学からも誘われないと映画を見ませんでした。よってジブリもハリーポッターも見たことがありません。

 

そこで、この機にアマプラで映画を爆視聴することに決めました。

 

 

 

 個人的ランキング

 

見た映画の中でふぃろむじ的ランキングをつけてきました。

 

1. ラ・ラ・ランド

2. 天気の子

3. 花束みたいな恋をした

4. カメラを止めるな

5. カイジ 人生逆転ゲーム

6. Blue Giant

7. シンゴジラ

 

自分で付けて手が震えました。まさかシンゴジラが最下位になるなんて。いやでもシンゴジラもめちゃくちゃいい作品だったんですよ!多分いい映画を観すぎましたね。ここに上がっている作品はひとつ残らず観てよかったと思える名作しかありません。

 

 

 刺さった部分

 

ここから各作品の刺さった部分を書いていきます。めちゃくちゃネタバレするので気を付けてください。

 

①ラ・ラ・ランド

ミュージカルって大体恋が成就した!嬉しいみんなで歌おう!かバッドエンド!恋人たちは死んだ!神よ我を許したまえ!って終わるんですけど(大偏見)この作品はどちらでもありません。

 

ifルート:セブのジャズに話しかけるミアにキスをして二人の恋が叶う。が、セブは自分の夢を叶えていない。

 

二人はこの一見幸せなifルートを捨てて

 

trueルート:経過観察だねと言って二人はお互いの夢のため違う地に住む。セブスバーで再開するもお互い夢を叶えたんだねと笑顔を贈りあい二人の恋は終わる

 

というルートを選択します。尊い...!!!!!! し辛いね。夢を叶えるってそれほど難しいことなのかも。

 

監督は恋の儚さ、美しさを表現したかったみたいで見事に伝わりました。こういう普通から外れた映画が大好きです。見事!という気持ちになります。

 

 

②天気の子

映画嫌いの自分はこんな作品ですら見たことがありません。結果、なんでこんなにいい作品を観てこなかったのかと後悔することになります。

 

まず、映像が綺麗です。また、クジラや竜などは何かを暗示しているのでしょう。そういう職人のこだわりみたいなのも大好きです。

 

また、設定が美しいですね。天気とつながってしまった陽菜は雨を晴らすことができるが少しずつ体が消えてしまう。アニメ作品ならではの表現です。普通雨=悪という情景描写が穂高にとっては逆というのもエロいですね。

 

また、全体を通じて若いっていいなという気持ちになりました。世界より陽菜を取る。そんな若い選択に心を動かされて大人たちの協力を得る。そんな構図も美しい。

 

美しくてみずみずしい。そんなさわやかな作品でした。芸術ですこれは。

 

③花束みたいな恋をした

描写がリアルすぎたせいで見終わった後恋人と別れた後の喪失感を強く感じてしまいました。見終わった後の感情は全作品の中で一番大きかったです。

 

また、別れの話というのも好きです。頑張って頑張って結婚できましたー!みたいな話ってなんでこいつここまでこの人のこと好きなんだ?って冷めることありません(冷たい人とか思わないで)

 

総じてリアルであるためのめりこんでしまい、その結果別れたときに麦くんと同じ気持ちになってしまう。そんな麻薬みたいな作品でした。

 

④カメラを止めるな

こちらも作品として素晴らしい系の映画でした。

 

この作品もともと全国ロードショーの映画じゃないらしいですよね。それが売れに売れ全国で放映されるに至ったのですが、大規模プロジェクトでは予算が下りないような尖りに尖った映画でした

 

たしかに初めの37分は退屈でしたがそれを乗り越えると心温まる話に伏線回収の嵐。終わった後やられた!と思うと同時にさわやかな気持ちになれる作品でした。

 

⑤カイジ人生逆転ゲーム

カイジは漫画でみたことがあり内容は大体知っていたのですが、実写化されたことで駆け引きのはらはら感だったり人間のリアルさが引き立っていてすごくよかった。

 

もともとの漫画版が好きで豪華な演者さんによる魅力が追加されている、いい映画でした。

 

⑥Blue Giant

よくも悪くもよくあるストーリーだったという印象。ただ雪祈が引かれたときびっくりしすぎて声でました。ドラムうまくなったなっていうセリフ完全にフラグだったのに...

 

あとドラムもサックスもうますぎてリアルじゃないなと思ってしまいました。多分漫画だったら気にならないと思いますが音がついていたため余計に感じてしまいました。

 

⑦シンゴジラ

ボクがこの作品に響かなかった理由はひとつ。この作品を通じて何を感じればいいかわからなかったということです。

 

政府の初期対応って大事とか核廃棄物をみだりに捨てちゃダメとかそういう風刺はあると思うのですが僕には何も応えませんし、ゴジラかっけーみたいな芸術性もあまり刺さりませんでした。

 

ただ、迫力はありましたしゴジラをやっつける爽快感もありました。間違いなく退屈のない2時間でした。刺さらなかっただけで素敵な作品でした

 

 まとめ

 

自分はあるあるではない映画が好きみたいです。正直ディズニー作品とかどれ観ても同じ気持ちになりませんか?ハッピーエンドでよかったーと。それもすごく素敵なんですけどせっかく2時間も見るなら違う感情に浸りたい。

 

特に上位に据えた映画はどれも王道から外れつつも色んな感情を引き起こしてくれる素敵な作品ばかりでした。僕もいつかそんな音楽を作ってみたいです。

 

たまには映画もめちゃよかったです。めちゃめちゃよかったです。ナンデニカイクリカエスネン

 

また見た映画が溜まったらいっちょ前にレビューしてみようと思います。それでは!