beatbox仲間が欲しいふぃろむじです。
今日は作ったEDMの解説をしようと思います。
ちなみにタイトルは"E","D","M"とつく単語を適当にChatGPTに聞いて採用しました。救済するみたいな意味があるみたいです。
それではいきましょーレッツら!
全体
key: C#?
正直EDM作るときはコードの展開を付けない方が楽です。ノッてるときにコードが変わったら気を取られてせっかくのノリが失われてしまいます。
ずっと同じコードにすることで数ブロックメロディーを作ったらそれを適当に混ぜるだけでできてしまうという。普段のボカロ曲作りより何倍も楽です。
ボカロ曲は平気で一週間から一か月以上かかるのですが今回の曲はなんと4-5時間くらいでできてしまいました。
-0:15
重なってる音の紹介です。
一番高いドにはディレイの聞いたシンセを入れました。実はここからこの曲ができています。
最近のloopstationではディレイとパンを同タイミングで入れるのが流行っているのでそれをやってみました。空間的広がりのある面白い音ができました。
これの23秒あたりです
また小節のあたまにPADのような迫力のある音を入れました。これにより音が埋まった感じがします。
ベースはvitalのプリセットから音を引っ張ってきました。はじめはかっこいいベースラインだなぁと思っていたのですがだんだん江南スタイルとかPerfect Humanとかに聞こえてきて悲しくなりました。僕が自由に曲作ると大体古い曲に似てしまいます。
ベースの低いドが鳴っているときに合わせてサブベースを入れています。作り方は簡単、サイン波を低い音域で鳴らすだけです。
イヤホンをつけずに聞いているときは気付かないくらいの低音ですが、イヤホンで聞いたときこれが超いい迫力をだします。入れすぎると耳が疲れちゃうのでご利用は計画的に。
-0:33
ドラムが入りました。EDMといえば四つうちだよね。
EDMにとってキックは命なのでいい音質を追い求めましょう。
今回はcymaticsのサンプルにEQを挿して高音をカットしました。
また自分は、50Hzをキック、100Hzをベースの音域と決めているのでそのあたりをブーストしたようなしなかったような。
少なくともベースに埋もれないキックを作りましょう。EQを適切に使うだけで一気にベースとキック、どちらの音も聞こえるようになります。
-0:53
1st dropに向けたビルドです。
全体のトラックにEQを挿して高音域をカットしています。大体1000Hzくらいまで下げるのが好きでした。
また、盛り上げてすぐ落とすのではなく少し間を持たせることで(今回でいうドドドシシミレのとこ)
ジェットコースターでいう落ちる寸前でちょっと平らになるところみたいな、ドロップへの期待感を最高潮に持っていくことができます。
-1:09
待望のドロップです。どうしようかなーと思ってベースになんとなくディストーションアンプをかけてみたらめちゃくちゃ好みの音ができました。
よく考えたらmonsterとかなり似た構成かもしれません。
ただ今回の曲はギターアンプをそのまま挿したのでメタルな雰囲気も感じます。
また、高低差をだすために小節の頭の音は1オクターブか2オクターブか高くした覚えがあります。
-1:25
こっからどう展開を作ろうかなーと思ったときにそのまま音増やしてって一気に落とすかみたいな構想をしました。
そこで適当に空いている帯域にメロディーを作りました。
後はEDMおなじみ音の隙間が半分になっていくやつ。これ入れないとEDM名乗れないなと思って入れてみました。僕はこいつをEDMのイデアと呼んでいます。
-1:41
このドロップは個人的には好きですが賛否分かれるとこかなとも思っています。
音をとにかく減らしてバカ重いベースを聞かそうと作りました。もともとはミレドドファソソドドみたいなメロディーすらありませんでしたが流石にイヤホンで聞いてないと楽しくないと思って泣く泣く追加しました。
ここもまたbeatboxっぽいことしたいなーと思って前のパートのメロディーを逆再生したものを入れています。
-2:02
最後のパートは初めのベースの伏線でも回収しようと初めのベースと途中で出てきたメロディーを合体させたまとめパートになります。
1コードでやってるとこういうことがやりやすいんだよねー。
最後は迫力が足りなかったのでPADを2オクターブ下げました。やはり低音は音がつぶれるので迫力が出ますね。
まとめ
というわけでrEDeeM解説は以上でした!
盛り抜きで毎日beatboxを聞いているのでたまに知識を発散させたくなります。
特にloopstationは作っている過程を見れるので創作意欲がめちゃくちゃ掻き立てられるんですよね。beatboxと創作。まさかの繋がりです。
また定期的にEDMを作ると思うのでその時はまた記事を書こうかと思います。それでは!