この夏富士山登山に成功したふぃろむじです。
今回は大好きなこの曲、
YOASOBIのアドベンチャーの分析を行おうと思います。(祝福は疲れちゃったんでもうちょい待ってください...)
YOASOBIばっかだなと思われるかもしれませんがYOASOBIっぽい曲が大好きなのでいったん突き詰めるとこまで突き詰めますよ。
今回はこれまでと違い分析記事があまりないため頑張ります。ということでレッツら!
全体
〇bpm:128 key:EMajor
ちなみにbpm128は頻出です。EDMの基本bpmとも言われ中田ヤスタカ神もよく使うテンポですね。鼓動のテンポと近いから心地いいとも言われています。
〇イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Cメロ→Bメロ→落ちサビ→サビ→アウトロ
いつもYOASOBIの曲の流れを書くのは悩みます。というのも結構一般的なルールから外れてるんですよね。平気でCメロDメロが出てきます。
ちなみに今回は「いつもの一日から抜け出して~」「当たり前から抜け出して~」をイントロアウトロとしました。終わりと始まりで同じメロディーなのはおしゃれですね。
イントロ
| E | B | C#m | G#m |
| A | B | G#m | C#m |
| D | B |
I V iii ii
IV V iii iv(王道進行!)
VII V
D以外はみなダイアトニックコードで基本的なものです。
一段目のI→Vの感じがどこかで聞いたような感じでしたがカノン進行ですね。
〇カノン進行
IV V vi iii IV I IV V
そこから2段目、IVの音から息を吐くように王道進行に繋がります。
最後のBは7thにすると次のEに対するセカンダリードミナントになっています。
Aメロ
| E/G# | A | B | A |
| E/G# | A | B | C#m |
E/G# 以外ダイアトニックコードですね。E/G#もEの転回コードです。これはIとするとほとんどがI, IV, Vの主要三和音です。
I IV V IV
I IV V VI
T→SD→D→SDという基本の流れです。これが親しみやすい明るい雰囲気を出しています。
また、こちら特に二段目の進行はAメロでよく使われるものだそうです。ルート音が少しずつ上がってワクワク感がありますね。
となると気になるのは1段目。ここについてはルート音が上昇していく二段目の進行を繰り返すとくどいので、一回目はあえて落としてみたと解釈しました。
サビ
| A | B | G#m | C#m |
| A | G#7 | C#m | E7 |
| A | B | G#m | C#m |
| A | B |
IV V iii vi (王道進行)
IV III7 vi I (丸サ進行)(夜に駆けるでやったやつや!)
IV V iii vi (王道進行)
IV V
夜に駆ける進行をした後に(夜に駆ける進行については楽曲分析シリーズ:夜に駆けるコード編をご覧ください)、ドミナントで緊張感をもって終わります。
まとめ
色んな進行が身についてきた感じがします。多分専門家から見たらダメダメだろうけど素人ながらコード分析楽しい!!です!
今回は前回勉強した王道進行+丸サ進行に加えてワクワク進行(Aメロ二段目の進行、勝手に命名)について勉強しました。
ちなみに終わりの方コードが荒ぶっていてそっちの方も気が向いたら分析してみます。
それでは!
参考