この人の裁判です。
10分待って、
こりゃー、捕まえに行った方がエエぞー

と、判断して、ご本人がよく居そうな街角を探しに飛び出て、正解。
見つけました。
クライアント曰く、
裁判の日は覚えていたけど、午前だと思って、午前中、ずっと私をロビーで待っとった。
アンタ、裁判は2時よっ。
今からダッシュやでっ!!
と、バスに押し込んだ。
もー、こういう判断はクライアントの動向と性格を知ってるならではのところです。
裁判室ではコミッショナーとクラークのお姉さま方は、
あー、またアンタのクライアントなのねー

というお顔でした。
この数ヶ月以上、何人か同じ裁判に連れてきてるからね。
向こうも私も知った顔になっちゃって。
この裁判は軽犯罪者対象です。
皆、三種選択を聞かれるのです。
1.
罪状を認めて、この時点で記録されてる罰金等を払う。当然、有罪判決の記録が残ります。
2.
控訴で裁判を次のレベルに持っていって無実を闘う。
3.
Diversion Programに登録する。
このDiverson Programを選択すると、半日のレクチャーを裁判所で受けることになります。
このレクチャーは、基本的な「Stay away from troubles」について教えるようなもんです。
このクラスを取るメリットは、裁判記録が例えば、職探しの際などに響かないよう 、チャラにされること。
でも、世の中そうは甘くない。
タダじゃないのよー。
$200前払いが条件です。
これで、考えちゃう人もいるのは仕方ない。
いつだったかは、若い大学生っぽい男の子がこの選択肢を聞かれた時に、必死で頭ン中で考えてる様子でしたワ。
コミッショナーに、
控訴して、有罪になった場合の罰金等の合計は$200より上になります?
とか聞いて、思案して、しまいに、
ボク、弁護士と相談します。
とか言い始めて、コミッショナーのひんしゅくと他の連中のクスクス笑いを買ってたなぁー。
裁判慣れしてる輩は金目さえつけば、速攻、クラスの方を取ってます。
クライアントも私のアドバイスでクラスの方を取りました。
でもねぇ、
毎回思うけど、
驚くような人数が裁判を待ってるんですよ。
裁判所全体の裁判室数は相当です。
そのそれぞれが人で満載。
裁判所のロビーの朝は、超混雑で、警備ゲートには長蛇の列。
これが毎朝の光景。
いったい、フィラはどーなってるんだー。




午後3時。
今日も大混雑だった裁判所ビルにようやく静けさが。
