ある歴史が閉じられた日 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

訃報を知りました。


85才のブロガーさんです。

恐らく、最高齢のブロガーさんのお一人でしょうね。


ブログでのお名前はThomas Penfieldさん。

ご本名はThomas Songさんです。


12月に天に戻っていってらしたとは...


トーマスさんのブログはちょこちょこ拝見していたのですが、師走月の仕事の狂乱から、今年に入ってすぐにやらかした大怪我のゴタゴタでご無沙汰してたんです。

久しぶりにブログを開いたら飛び込んできたのは、トーマスさんの体調の急変の連絡からお葬式でのお花の手配までサポートされているトーマスさんゆかりの方々の書き込みでした。


トーマスさんはフィラデルフィア郊外にお住まいでした。

ご両親は韓国の方で、トーマスさん御自身は東京でお生まれになっています。

日本で暮らされた思い出のあるトーマスさんは日本への想いもことのほかであられるようでした。

激動の時代に家族共々翻弄されて、今の時代の私たちには想像できないような緊張の時を生き延びて来られたトーマスさん。

まだ、少年というべき年齢で単身、アメリカに渡ってこられました。親御さんが彼を逃すように送り出されたとお聞きしました。

インターネットやスカイプも何も無かった時代です。

誰も知ってる人はいないし、親に電話もメールも出来ない頃の単身渡米です。

どこでも、誰とでも繋がってる今の人間にはその状況は想像できませんね。

トーマスさんの数奇な人生は、ご自身のブログで断片的に、語られていらっしゃいました。

当時を語る貴重な生き証人であった方です。率直にご経験をブログに記されておいででした。

ずっとアメーバで日記をアップしていらっしゃいましたが、少し前にハテナに引越しされてました。

両方のブログは下の双方のリンクから見れます。


フィラデルフィア日記


フィラデルフィア日記


トーマスさんは非常な知識家で、読書人であられました。その暖かい真摯なお人柄も伺えるブログです。

彼のブログに多くの方がインスパイアされたことと思います。

尊敬するブロガーさんでした。


トーマスさん、

ゆっくり、お休みくださいね。