ウロツキの代償 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日は裁判所。

5件あるクライアントのケースのひとつの裁判でした。

今日のは行ってみたら、このケースは訴訟取り下げになったのが分かって、よかったねー。

でもまだ残りの4件の裁判が金曜にあります。

どれも

「公共の場でのウロツキ」

とか

「交通妨害」

ナドナド、

しょーもない

コジツケのような罪状。

ダウンタウンで物乞いして、繁華街を移動してるクライアントです。

地域や対応する警官によっては、こういう人にどんどん裁判所出頭命令を出す傾向があると私は感じる。

ダウンタウンとかね。
そりゃ、ビジネスやショッピングで賑わってる辺りで、汚れた成りで物乞いしてたら、目立つでしょうが。

このクライアントの4件のケースは全て、同じ警官にてファイルされてました。

誰が見てもメンタルイルネスを患ってるのが明々白々なクライアントにこの警官は、これでクライアントが「ウロツキ」を止めると期待してるんですかね。

そんなこと、ある訳ねーだろー。

本人は物乞いでタバコと数ドルゲットする以外は何も考えてないって。

違うアプローチをしないと、事態は変わりまへん。

この数年は警察側もメンタルイルネスが絡んだケースにもっと適切に対応出来るよう、メンタルヘルスケア側と組んで、トレーニングも始めました。

このトレーニングはまだ警官の希望制ですが、警官たちの関心は思ったより高いそうです。

私のクライアント達には色んな理由で裁判所送りになった人達が結構います。

一度ケースが開かれると、一生、経歴に残るし、裁判所に多額の裁判経費や罰金を負うことになります。

その人に必要な福祉サービスやハウジングアプリケーションにも影響が出る。

ホンマの悪行にはそれなりの罰は付くべきだけど、今回のようなケースは如何なものか。

さて、金曜の裁判はどのようになるか。

とにかく、これらをクローズドできないと、クライアントのソーシャルセキュリティからの福祉金の申請が出来ないからね。




また積雪。

低気温のためでしょうね。

こんな雪の結晶の塊がバッサバッサと降ってくる。

キレイ、でも、難儀。