先日は、バスで前方の座席を二人分陣取って、かなりの数のビデオテープのケースをドバーっと広げてるオッチャンを見かけました。
このオッチャン、通路隔てた隣りの席の金髪のお嬢さんを捕まえて、やたら大きな声でしゃべり倒し。
自分の娘がアイビーリーグ大学でかなりの秀才で出たことから、自分は何才でこんな女性と出会って結婚して、しかじかまえに離婚になり、仕事は何々をしていたけど、神経衰弱になり、云々。
最後の方では、自分のネイティブアメリカンの血と、その名前に関することまで、止め度もない。
もう、履歴書内容を全て5分前に会ったばかりの他人に暴露の勢いでした。
金髪のお嬢さんは優しく頷きながら、相手をしていましたけど。
オッチャンは、彼女が婚約していることを聞き出したようで(しっかりチェックは入ってる訳やな)、この彼女がバスを降りていく時、
うまくいかんかった時は必ずワシに連絡してや

だってー

オッチャンはこれで止まりません。
このすぐ後にバスに乗り込んで来た金髪の熟女に、
ハロー、別嬪さん


と、またモーション攻撃。
このお姉さまは品よく、輝く微笑みと共にポジティブな態度で、さり気にかわして、ケータイに没頭する振りで、会話をクローズド。
オッチャンは、ちょっとがっかりした様子で、
忙しいようでんなぁ.....
と呟いて、さすがに諦めたようでした。
いささか汚れたなりで、古臭いカバンに詰め込んだ大量のビデオのケースを手にとって眺めていたオッチャン。
どういう状況に生きている人なのか。
バス中で見も知らぬ女性達に自分の(どこまでホントか誰にも分からない)人生を話して 近づこうとする姿はなんか、悲しいもんがあります。
こういう風に、その場限りの他人にとうとうと、自分の事を話し出す人って、けっこういるんですよ。
はやり、お年の方が多いですね。
なんか、寂しい光景です。
でも、オッチャン、
その、
ハロー、別嬪さん


のアプローチは止めといた方がいいと思うわぁ。


ダウンタウンから離れると良く見かける街角の店。
こういうエリアにはコンビニは大抵無いかわりに、こういうコーナーストアと呼ばれるお店が点在します。
オシャレからはほど遠いツラ構えのコーナーストアは、地元民には欠かせない存在です。