もうひとつのリアルワールド | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今週は3人のクライアントがドクターアポをスカたんして、やれやれ。

一人は、早合点、思い違いで、ミスったのが分かってるので、ま、いいでしょー。

後の二人のうちの一人は、ちょっとした出来事でも、不安になったり、パニったりする傾向なので、今回は予想はしてました。

先週、この人にとって、将来を考えての新たな経験があったんだけど、これがドーンとストレスになってたんですわ。

それを今週まで、持ち越していたわけ。

昨日は、2時間、このクライアントと話をして、ようやく経験したことをポジティブに受け止めるよう、方向転換してもらいました。

次のドクターアポは、大丈夫でしょう。

三人目は、常に”声"と大声で話しているなど、メンタルイルネスの症状がかなりある人です。妄想も重くて、人をいつも疑ってるの。

この妄想に集中すると、リアルワールドそっちのけになって、感情爆発になってしまいます。本人にとっては、この妄想がリアルワールド。

泣いて、喚いて、のクライアントが落ち着くまで、まともな話は出来ません。

数時間かそれ以上、落ち着くことがないこともあれば、更に暴発がエスカレートして、強制入院手続きのハメになってしまうこともあります。

今日はしばらく様子を見てから、一人にしておくことにしました。

話すほど、逆効果。

クライアントは一人になって、バラバラになった自分を集め直す時間が必要。

クライシスの傾向無しと判断してから、ホームを出ました。

ふー、ショック! やれやれ。



ロダンミュージアムです。

建物前に鎮座しているのは、アノ、”考える人"。

大昔に、教科書やアートブックの写真で見た像が、さり気に外にちんまりと置かれてるのを見た時は、不思議な気分だったなぁ。