ERにカンヅメ | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

疲れたー


今日の午後は市全域のケースマネージャーが全員呼び寄せられる、毎年恒例のトレーニングがありました。トレーニングのロケーションがなーんにもないフィラ北西部で毎年、参ります。


これを済ませて夕刻にダウンタウンに戻ってきて、午前に住んでるグループホームに強制入院の手続きを取られたクライアントのフォローアップ。


蚤の心配などがあったので、CRC(Crissi Response Center、心療関係のERです。医師が精神状態のチェックをして必要とあらば、入院となる)からERに身体関係の検査に送り込まれたのを確認。


ERにクライアントを追っていって、9時までこの人に付ききりでカンヅメでした。


とにかく何故、いきなり警官がホームにやって来て手錠をかけてCRCに連れてきたのか(強制入院の承認が取れた後は、警察に本人のCRCへの連行をしてもらう法律になっている)、分かってないクライアント。


「どこも悪くないのに、血液検査を強制されて、ここに閉じ込められてる。キャット、今すぐ一緒にうちに帰るようにして!タバコ、吸わせろ!訴えてやる!」


と怒る、怒る。


落ち着かせて、医者の言うことを聞いて、レントゲンなどの済ませるべき検査をようやく承諾させて、病院のゴハンを食べさせて、「今すぐ、うちへ帰せ!タバコ、吸わせろ!」というのをちょっと忘れてもらって、てな具合です。


担当医師にこのクライアントの健康状態の心配や記録などを説明して、状況把握してもらうのも大事でした。


ようやくERで全てを終了したこの人はこの後、ERから道を隔てたところにあるCRCに救急車で連れ戻されました(これも決まりで、強制入院の場合はこんな近所内での移送でも、ストレッチャーに患者をベルトで固定して、救急車で連れて行かなくてはいけない)。


CRC内でこの人は看護婦の説明した診察の為の指示に従うのを拒否して、ベッドに拘束されてしまう羽目に。


「キャット、私に付き添ってないとダメ!帰ったらダメ!」と怒るクライアントを見るのは気の毒でした。


多分、この人はフィラにいくつかある心療病棟に送られると思います。明日は今夜、起こったことのフォローアップです。


こんなことでドライブの写真の更なるアップが先延ばしになってしまいました。


明日、幾つかアップしてみますね。



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ランカスターの田舎の風景。

ずっと続くコーンフィールド。