サイコ | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

この仕事をしているとクライアントよりアンタの方がお薬とセラピーが必要やろーと突っ込みを入れたくなるケアプロバイダーを見かけることもあります。


私がICMを始めた頃にいた同僚の一人。この男性は皆から退かれることがよくあったんです。ケッタイというよりは不気味だったのよー、この人。


私がインターンの時にお世話になったチームにこの人が居たんだけど、他のチームメートが、特に女性が嫌がってたの。すぐに分かりました、その訳が。


インターンを始めてすぐに、この人モーションかけてきたのよ。パンチ!

しょっぱなから電話番号を教えてくれって言うので、固まってたら「いやー、変な意味じゃないんやで。友達として」だって。友達もへったくりも、昨日今日やってきた新人にプライベートの番号を聞くかー。「いや、それはちょっと」と断ったら何と、短期を起こして「何でやっ!」ってヒステリックに怒鳴ったのよ!彼はちゃんと誰もオフィスにいないのを見計らって、こんな会話を仕掛けてきたので、私は頭にきたわよ。


これを皮切りに見せてくれるわ、次々とこわーい性格を。


この人の運転で外回りに一日一緒に出かけた時は「棺おけに入って、会社に帰るかも」というノリの恐怖の体験をしました。


運転は信じられないくらいの「オレが道路のキングじゃ」と言わんばかりの「そこどけそこどけ、ワシが通る」式で、スピード、割り込み、クラクション鳴らしまくりと何でもあり。ドライバーの一人が彼に文句をすれ違いざまに言ったら、この人、何と中指をつき立てた目(御存知、ファック・ユー!と言う意味ですね)。私、思わず相手から顔が見えないように車の中で、シートからずり下がったわ。ガーン


ずっと前方に見える無信号の歩道をおじいさんがゆっくりと渡っているのを見ると、狂ったようにクラクションを鳴らし続けて「どけー」と言わんばかり。


この運転をエージェンシーの名前を記したプレートが後部に付けてある車でやらかすとは。どんな神経しとんねん。生きた心地のしないままにオフィスビルに戻ってくると


ぐふふ、ボクの運転、ちょっと怖かったかなとかげ


こいつ、サイコやわーとマジで恐怖した瞬間でした。

叫び


この人、他にもエピソードがてんこ盛り。女子を、特にアジア系をねらってるのが見え見見えのいけすかないアプローチを他の女の子からも聞いています。

タダのものは例え、それがペンであっても自分の得た獲物であることを主張して、しっかりゲット。「自分の物は自分の物、他人の物も自分の物」的な思想の輩です。一度、彼のそんな言動がチーム内で問題になった時に、皆に謝ったのはいいけど、その時に涙ながらに言ったことが怖かった。


彼曰く、


ジムに行くのが嫌いなので、ステロイドをずっと飲んでる(つまり、横着して筋肉質になりたい。ちなみにこの人、結構な体格の大男です)けど、これのせいで短気をコントロール出来ないのは分かってる。ステロイドはやめるつもりだ。ドクロ


つまりアンタはステロイド中毒と自ら暴露しとるんかい


むろん、不言実行ではなく有言不行でありました。


この人、後にクビとなりました。後で判明したけど、この人はクライアントのお金を着服したりもしていたようなの。ひどいでしょ。とにかく、人格障害でモラルが著しく欠如した性格だったわ。その上、ナルちゃん(ナルシスト。人格障害である傾向のひとつ)。その後、再就職した先のエージェンシーから、やっぱり奇行をやらかしてる話を聞いたことがあります。


怖いですねぇ、こんな人がクライアントのサポートとは。今でも彼のドライブは思い出しても怖い体験です。覚えてるけど、社にようやく帰ってきた時は、緊張で肩がガチガチに固まってたわ。怖かったー。あせる


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Franklin Mills Mall というフィラ北東部にあるアウトレットモール。

典型的なアメリカ郊外型のショッピングモールです。