明日はある難しいクライアントの件でフィラデルフィアのケアネットワークの主要人達とのクリニカルコンフィレンスがあります。
今回は準備のための時間があまりなかったので、バタバタ。今日も少し、時間を割いてその最終準備にかかりました。
このクライアントは長年、路上にいついている人。
市はこの人を何とか路上からどかせたい。でも御当人はどんなグループホームでもシェルターでも居つけない人なんです。孤高の狼ね。メンタルイルネスのせいもあるけど、こういうことは常に本人の性格や過去の出来事に由来したトラウマなど、検討しなければいけない要素もたくさんあるわけです。
毎度、こんな例を討論すると出てくるジレンマが「この人にとってのシアワセとは何なの」というとっても基本な、かつ難しい課題。
この人のしたいこと、心地よい状況を優先するなら、ストリートホームレスでおいておくことでしょう。去年も似た例のためにコンフィレンスを開きましたが、そのクライアントも路上に座って、物乞いをして、持ってるお金で好きなものを買って自由にしてるのが幸せな人だったので、こういう観点の議論も出たのです。
本人の幸せ度は大事でしょう。でも、その本人が健康管理の能力もないなら、好きなようにさせて路上で突然死にいたらせるわけにはいかない。こんな倫理上の悩みというものも付きものです。
たいていのケースはこの問題も含めた多角的な討議をした末に、本人が強制または半強制的にお薬や治療を受ける環境に移す合意でまとまります。これで、人生変わる例もあれば、逆効果になる例もあり。誰にとっても難しいチャレンジとなります。
明日の件については今日、アウトリーチワーカーとも話をしていて、そんな観点の話も出ました。後は本番で大議論を待つばかり。
さて結果はどうなるか。
Parkwayと呼ばれる辺り。
ニューヨークのセントラルパークっぽく見えるかな。アウトドアの季節にはよく音楽イベントなんかも催されてるところです。
