昨日チラッと話した冬のみの夜間シェルターはカフェと呼ばれてます。
ちょっと立ち寄って一服するカフェのイメージを取ったものと思われます。これは何かって言うと、気候の厳しい冬季のみオープンしてる「来る者拒まず、去る者追わず」式の夜間シェルターなんです。
フィラのダウンタウンに2ヶ所あります。どちらも毎日開くのは夜の8時くらいからで、朝は7時にお泊りのホームレスに出て行ってもらってドアを閉めます。どちらもホームレスサポートを展開しているエージェンシーと教会がタイアップして、市のシェルターなんかにも頑として行きたくない人達のために、冷たい夜に安全と毛布とスナックを提供してるんです。
私、この2ヶ所のうちのひとつのカフェで数年前にボランティアしてました。仕事の後、夜8時くらいに行って10時か11時くらいまで、今夜泊まりに来る人達にスープやコーヒー、スナックなどの飲食をしてもらって、話し相手。ICMやってるので、福祉関係なんかの情報もあげたこともあります。教会にある大部屋で皆さん雑魚寝ですが、スナックもあるし簡単な朝食も出るし、路上で凍死の恐れにあるよりはマシというものです。
色んな人を見ました。なかには夫婦で来ている人もいたんですよ。ヴェテラン、つまり元軍人も。年齢的にほとんどヴェトナム戦争の帰還兵です。メンタルイルネスが重くて、難儀して人もいたなぁ。お漏らしや暴力沙汰など、こんな環境で様々な人が雑魚寝の状況では避けられない問題もありましたが。ほんとに色んな人間ドラマ。とっても泥臭い本音のドラマの数々です。
このカフェは冬季限定ゆえ、たいてい11月後半か12月初旬にオープンして、今月末か来月上旬くらいで閉鎖されます。その後はそれぞれ三々五々、いつもの夜のサバイバルに戻っていくわけです。
このカフェで各人に何とかホームレスを返上してもらおうと、住む所や福祉金の申請手続きのサポートも含めたソーシャルワークサービスに繋げる取り組みもされてるんだけど、頑固に路上に居つく人も多いんです。昨日は話したクライアントもそんな一人。
それぞれの人が抱えてるバックグラウンドは深い。実は家族がいる人も多い。
ICMをやっていながらも、更に考えさせられた夜の連続の冬でした。
あの時の皆さん、元気にサバイバルしてくれているかな。
今日も壁画の写真。それぞれテーマが込められてる力作。
最近、どうもアメブロへの写真のアップがうまくいってません。この写真は2日前にアップしたのに行方不明で、今日いきなり現れた。今日アップした写真は何処へ・・・
