塀の中の風景 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日は私のクライアント面会で、刑務所訪問でした。



私たちICMが行くのはCounty Prisonで市の外れの北東部に位置してます。5つの建物から成っていて、今日行ったのは女性受刑者のみの建物です。女性は皆、ここに収容されます。

この建物は刑務所敷地の一番奥にあって、たどり着くのがめんどくさい。敷地内は勝手に歩いたりするのは禁止なので、敷地の入り口近くに設けられている受付の建物で面会の登録を済ませてから、刑務所のバンに乗って、奥の建物まで運ばれていくと行くプロセスなんです。ほんの2分のドライブのために、この掘っ立て小屋で次のバンが来るのを20分待つこともあります。

この受付小屋がマジで掘っ立て小屋みたいな惨めなもんで、初めて行った時は信じられず2,3回通り越したほどの代物です。でも、ムロン、ガードのおっちゃんとコンピュータが中で待ってるのです。


刑務所なんで服装もある程度、規制があります。フード付き服、白いTシャツ、雪駄など等は御法度です。今日は、穴あきジーンズをはいていたHispanicの男の子が追い返されてました。子連れも多いんです。子連れの場合は、子、受刑者、子を連れてきた大人の関係を証明する公式書類を持参しなければいけません。わたしはOfficial Visitという扱いになります。すでにProviderとして刑務所のシステムに名前を登録されてるので、仕事のIDを見せて用紙に記入してOk


建物に着いても、面会室に入るまではもう二段階くらいのチェックがあるのは致し方なしです。面会室は(この建物のは大部屋式です。Official Visitには個室があります。)いつも結構な人の数ですよ。受刑者は皆オレンジのジャンプスーツに手首には写真入の名札ブレスレットをつけさせられてます。

様々な女性受刑者たちが30分の限られた時間で面会に来た家族や友人と楽しそうにしゃべってます。よくこれだけの数の人達が・・・と驚くくらい、刑務所への面会者は多いんです。しかも、受刑者、面会者共にそのシチュエーションには慣れっこの様子の人が大勢。それだけ服役リピーターが多いと言うことで悲しい。この辺りの感じは裁判所でも同じです。


明日はまた裁判所。今日の延長のようなシーンを多々、見ることでしょう。感謝祭前のもうひとふんばり、がんばります。