Court | フィラデルフィア日記

Court

今日は授業の一環として、裁判の傍聴に行ってきました。

 

本物の裁判を傍聴するのは初めての体験。

 

 

 

 当然ながら法廷内は撮影禁止なので、上の写真はイメージ(実際もほぼこんな感じ)

 

 

 

僕らが傍聴したのは刑事裁判で、被告は2つの罪で訴追されているようでした。

 

  ①麻薬を売った (麻薬取締法違反)

  ②その麻薬が実は偽物だった (詐欺罪?)

 

 

②の理由については、ちょっと笑ってしまいました。

売ったのが偽物の麻薬だったのなら、そもそも麻薬を売ったことにならないのでは・・・?

という素朴な疑問が浮かんだのは、僕だけではなかったはずですが。。。

 

 

とてもユーモラスな黒人の裁判官で、審議の合間には傍聴席にいる僕らに

マイクを使って裁判制度の概要や今日の審議の焦点を説明してくれるサービスぶり。

弁護人とのやり取りもウィットに富んでいて、時折傍聴席の笑いを誘っていました。

 

 

意外だったのが審議の論点。

 

①と②の罪状認否ではなく、その逮捕の合法性が焦点になっているようでした。

確かに家の中で麻薬の売買をしている現場を押さえられたらしいのですが、

その際に警察が家のドアをノックして、「警察だ!」と事前に名乗ったかどうかが重要で、

もし事前の警告をせずに家の中へ踏み込んだのであれば違法捜査ということになり、

その際に得た証拠は法廷で使用できないとのこと。

 

 

捜査に当たった警察官はドアをノックしたと主張。

被告側の証人(被告の従兄弟;別件で拘留中のため警察官に付き添われて出廷)は

事前の警告なしにバン、バン、バーーンとドアを蹴破って警察が入ってきたと証言。

審議は平行線といった感じでしたが、素人目に見ると、被告側は拘留中の被疑者が

証言者なので信憑性がイマイチでした。 

 

4人目の証言が終わったところで昼の休廷となってしまい、その時点で授業は終了。

判決が出るシーンまで見られなかったのは残念ですが、とにかく興味深い経験でした。