Step、病見え、イヤーノート、100%、レビューブック等。国試用の教科書は色々あります。自分は散々悩みました。結論から言うと、結局は好みだと思います。ただ一つ言えるのは、


「教科書代はケチらないこと」


これです。

Information is only reliable as its source.
経済的に赦されるのならば、なるべくきちんとした出版社の清書を購入してください。あと、ネット上のガイドラインを漁るのも有効。古いガイドライン、間違っている情報を学習するのは命取りになります。

私の場合は主に以下のテキストを使用しました。勉強部屋の他の人も同じでしたが、友人の中にはStepが良かったという人も居たので、下記に縛られる必要はありません。あくまでも参考程度にどうぞ。


教科書編
・病気がみえる
・公衆衛生がみえる
非常に優秀な教科書だと思います。絵も図もわかりやすいです。お勧め。

・レビューブック・マイナー
一冊でマイナーが纏まっているのでお勧め。イアーノートのマイナー版と考えていただければ良いと思います。

・100% 小児科
結構間違っています。版によってはちょくちょく致命的なミスがあるので(大動脈縮窄症のinfantileとadult typeが逆だった!)、気をつけてください。

・三苫先生の板書ノート (テコムのセレクト)
試験勉強導入には最適だと思います。実際使用したのは卒業試験までで、それ以降は参考程度に開いていました。血内、感染症、循環器がお気に入りです。


逆にあまり使わなかったもの
・イアーノート
「国試といえばイアーノート!」のイメージのある教科書です。9月の卒業試験の勉強に使用していたのですが、細かい字でびっちり書いてあるレイアウトがあまり好きではなかったです。勉強部屋で他に使用している人もいなかったのと、白血病の染色体番号が間違っていたのも手伝い、ボツになりました。

・Step/標準/Harrison内科学
小児科と眼科はちらっと見ましたがそれだけです。どうしても分からない時、辞書としてごく稀に使用していました。ハリソンは完全なる積ん読。国試の勉強中に開いちゃいけません。