「いつ,何を,どの程度受ければいいのか」

全部受けた方がいいだの、受けるだけ時間の無駄だの、諸説あります。自分は5回受けました。受け方、復習の仕方についてまとめた。恥を忍んで一応偏差値も掲載します。参考程度にどうぞ。


受験した模試  (5つ)
・Tecom 第1,3,4回
・Mec 夏・冬

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受験するメリット

1. 合格ラインを取っていると、国試当日の安心材料になる。


これが一番大きいと思います。本番は緊張します。ほぼ全員が受かる(特に現役生)試験だが、裏を返すと「落ちるわけにいかない」、プレッシャーになるわけです。まぁ国試落ちたくらいじゃ死にはしませんが、出来れば落ちたくないですよね。(´Д` )


2. 成績が数値化され、上がった時に嬉しい。

同級生と比較してSelectのスタートダッシュが遅かったのと、マイペースな性格、並びに学年内でのデジタル・デバイド最下層が災いして、最初の成績が非常に悪かった。成績が悪いのは辛いですが、下剋上できると楽しいです。


模試の解き方

「三日間で解く→その日に間違えた問題、試験中に悩んだ箇所を中心に復習」


これがオーソドックスな取り組み方だと思います。特にMec冬、テコム第3回、第4回は全国の受験生の多くが受験しているので、なるべくやった方が良いと思います。



成績の変移

Tecom 第1回 偏差値 (得点率)
総合: 40.8 (62.5%)

一般: 44.3 (65.5%)
臨床: 40.1 (61.5%)
必修: 37.6 (74.0%)


悪いですね。一日で全ブロックを解いた影響もあるかと。へー国試ってこんな形式なんだー、こんなに問題数があるのかー、程度でいいと思います。(ニ留中の先輩は偏差値70近く取ってました)

というか今気づいたのですが、必修の学校偏差値が29.6…。偏差値20代って何orz


Mec夏模試 偏差値 (得点率) (8月)
総合: 46.8 (67.0%)

一般: 44.8 (57.5%)
臨床: 45.4 (64.5%)
必修: 56.2 (84.0%)


悪いですねぇ。文化祭の舞台の合間に解いた影響もあるかと。模試が嫌過ぎて(基礎学力が無さ過ぎて勉強にならないから)、一部はテレビを見ながら&電車の中で解きました。従って点数の信頼性は何とも言えません。学力が足りないのは明らかですが。あ、でも必修問題はできてます。必修だけはきちんと復習しました。


Tecom 第3回 偏差値 (得点率)
総合: 50.5くらい

一般: 52
臨床: 50
必修: 54くらい (80%は越えていた)



卒試が終わって数週間後に受験。ようやく「あれ?何か解けるぞ!」という感覚が芽生えました。手応え通り、成績も上がっていました。110回テコ3は非常に難しい模試で、周囲はひーひー言っていました。自分は逆に、今までが悪過ぎたので「え?そう?? むしろ解けたんだけど」という感じでした。特に一般問題では「何かよくわからないけど、この選択肢だけは絶対削れる!あとは勘!」という嗅覚が働くようになっていました。臨床問題が悪かったので、診断だけでなく治療法等も意識して勉強しようと軌道修正したのはこの時期です。


Mec冬模試 偏差値 (得点率)
総合: 46.7 (75.1%)

一般: 52.1 (72.5%)
臨床: 42.5 (70.0%)
必修: 57.1 (93.0%)


停滞期。テコマーだった影響か、Mec模試を少し解きにくく感じた。成績悪い…悪いけど、ボーダーは切っていない!とちょっと安心。面白い事に、勉強部屋のメンバー八人とも、成績が同じでした。


Tecom第4回 偏差値 (得点率)
総合: 55.6 (79.4%)

一般: 50.1 (76.0%)
臨床: 57.1 (80.5%)
必修: 54.5 (86.0%)


お、上がってますね。テコ4は本番を意識して解いている人が多かったです(時間通りに昼休みを取るなど)。私は「一日5時間ぶっ通しで3ブロック→勉強部屋の面子と復習」でやっていました。臨床重視で勉強していた為か、臨床>一般。全分野において安全圏になっていたのは嬉しかったです。