ずずずずずーっと、川の落ちた! | フィリピンの野鳥紀行

ずずずずずーっと、川の落ちた!

さて、お世話になったハームットキャンプの農家さんには、感謝。
畑のマメまでくれた。

お返しに、缶詰やお菓子をあげた。
ぶつぶつこうかんです。


夜は、空いている納屋に、ガイドと私、それから使える料理人の3人で川の字になって寝ました。
外は、思いのほか、さむいのです。
朝、5時寒い中、行動開始。


最初は、ここの農家の家と接している川沿いを歩く。
沢登りをしながらの探鳥だ。


昨日、同じく行ってみたのだが、どうも鳥の数は出なかったが、
密林の中を鳥を探せないガイドと歩くよりは、自力で探せる川沿いがいいと思ったからだ。
川沿いなら、川があって密林が途切れている、その空間をつかって自力で鳥がさがせると思ったからだ。


沢登りとなると、ガイドはついてこない。
かわりに、使える料理人がついてきてくれる。


再び、料理人と沢登りで探鳥開始だ。



まずは、Philippine Duck (アカノドカルガモ)。
川の流れの弱い水がたまっている場所にいる。
こちらが知らずに近づくと、飛び立つ。
このカモは、熱帯に居着いているカモだ。
フィリピン固有種ということもあって、ちょっと特別なカモだ。


イソシギは近くの岩にたたずんでいる。
いつものお尻をふりふりしているので、すぐにイソシギだということがわかる。


Balicassiao (ヤハズカンムリオウチュウ)も、White Throated Kingfisher (アオショウビン)も、
Philippine Bulbul(チャムネヒヨドリ)もいる。

これら普通にこの森にいる鳥たちだ。
どれも、フィリピン固有種。


ツバメも見た。
ツメナガセキレイもいる。


ただ、昨日の沢登りでみたものたちばかりで、新しいものはいない。


料理人と相談して、もっと上流に出ようという事になった。
ただ、道は険しい。
だんだん、岩つたいに動けなくなってきた。

すると、料理人は崖の斜面を進もうと私にいってきた。
また、いままでこの料理人はいろいろな窮地を助けてきてくれたので、
厳しいときも助けてくれるだろうと思い、従う事に。


斜面を歩く。
すると、だんだん斜面の勾配が厳しくなってきて、片手を岩出つかんでおかないと落ちてしまう地点にでた。

落ちてしまっても、1m下の浅い川に落ちる程度のものなので、さして危険なものではないが、
今まで靴をぬらさずにきたので、なんとかぬれないようにやっていきたい。

靴がぬれて、足に傷ができると、ここは熱帯。
ひどく化膿してしてしまうことがるのだ。

そして、次の足をだそうとした瞬間。
足が滑った。
すると、手で支えていた体が耐え消えず、ずずずずーーっとゆっくり、川に着水。

ぬれた。
ズボンも。

カメラや双眼鏡は大丈夫だったが、仕方がない。

今日は、長い岐路の道につかねばならないが、
ぬれてしまったのは仕方がない。

このまま探鳥を続ける事にした。


ただ、この川のぼりで、川沿いの密林をチェックするのだが、
大して鳥は見つからない。


残念。



まだ、沢をのぼって2時間しかたっていないので、
帰る前にもう一カ所、別の密林に行く事に。


ひとまず、泊まった農家の家に戻る事にする。



つづく




ランキングに参加しています
ポチポチポチと応援いただけると励みになります
押すとサイトに飛びますので、現在の順位が分かります
         ↓↓↓

にほんブログ村