コロナ禍による再びの緊急事態宣言の中、GWの1日を使ってワゴンR(2007年式MH22S)のフロントガラスを交換しました。
今年2月頃、通勤途中に飛び石を喰らいフロントガラスを破損。
最初は上の画像の丸で囲った部分のみだったのですが、1週間もしない内にヒビが伸びてきました
後で知ったのですが、冬場は特に暖房を使うので、内外の気温差でこのようにヒビ割れてくるものなんだそうな。
ここまで割れたら補修剤とかでは治らないので、フロントガラス交換ということに。
車屋さんに頼むと7〜8万円はかかるようなので、初めて自力で交換してみました。
かかった費用は専用工具と接着剤を含めて2万円ちょい、作業時間は6時間ほど。
フロントガラスは通販で買いましたが、大きいので運送会社の営業所までの配送。
⬆️ワゴンRにギリギリ箱ごと積んでこれました。
交換手順ですが、あまた紹介されているので、注意点をメインにダイジェストでご紹介します。
⬆️まずはワイパー、プラスチックのカウルを外します。
⬆️プラスチックカウルの下部にあるクリップは、中央を精密ドライバーなどで押し下げてやると、簡単に外れました。
⬆️プラスチックカウルの上部はこのようなピンに刺さってるので、カウルを上に引いて外しますが、カウルが割れやすいので注意が必要です。
⬆️必要だった工具類と接着剤
⬆️続いてモールを外します。
けっこう暖かい日の作業だったこともあり、モールは途中で千切れることもなく外せたので、再利用可でした。
モール自体は、別に機能的な役割は何も担ってません。
⬆️ガラス外しのメインはこの2種類の工具。
⬆️銀色の方の工具の先端は、このように90度曲がって刃が付いてます。
⬆️これを上の画像の箇所から差し込んで(黄色線は刃の方向を示してます)
傷が付かないようマスキングもしておいた方がベターです。
⬆️赤矢印の方に引いて接着剤をカットしていきます。
接着剤というより、かなり硬いゴムをカットしていく感じです。
これはもう綱引き状態でパワープレイあるのみ。
翌日は肩から二の腕が筋肉痛でした(笑)
⬆️ガラス下部は接着剤が少々奥まったところに付いていたため、銀色の工具だけではカットしきれず。
室内から画像の長い工具で針金を通し、T字型の工具を使って切ります。
⬆️ガラスが外れました。
ここまで所要1時間半。
ボディ側に古い接着剤(ゴム)が残るので、あとはこれをスクレーパーでひたすら削いでいきます。
スクレーパー作業は面倒なものの、この出来如何で室内に雨漏りするかしないかが決まるのでしょう。
スクレーパーは紙ヤスリなどで刃を研ぎながらやると少しは楽ですが、自分はこの作業に3時間かかりました。
⬆️このくらい剥がせれば、もう十分でしょう。
ここからは作業終盤。
⬆️接着剤のキットには、ボディ側用とガラス用、2種類の墨汁のようなプライマーが付いてるので、付属のモフモフのハケで塗ります。
⬆️ボディ側にプライマーを塗った状態。
速乾性でした。