基本的に私は美術館のハシゴはしない派。
作品の余韻を楽しみたいから。
まぁADMTと可士和は同じ広告だからありとして。
けど、銀座なんてそう来るもんじゃないからここは妥協して「5人の新作展」も観てきました。

この5人は、押江千衣子、小林孝旦、鴫剛、舟越桂、三沢厚彦。
もちろん私の目当ては舟越桂。
舟越桂の作品これまでは写実的なものが多かったけれど、最近は幻想的な作品へと作風が変わっているのが特徴。
人物の上半身という基本的なスタンスは変わっていないものの、女性の裸体であったり背中から手が生えていたり。
さてさて、今回の新作はどんな感じなんだろ?

西村画廊は銀座4丁目の小さなビルの地下にある小さな画廊で見逃しそうになった;
小さな画廊の展示だからてっきり1作品と思いきや、4作品並んでてびっくり。
これがもうほんっっっっっっっとに素晴らしかった!
通った鼻筋、引き締まった唇、長い首、柔らかい彩色、遠くを見つめるあの目…
神秘的で、気品があって、孤高な雰囲気。

一番私が好きだったのは「月蝕の音が聴こえる」という作品。
下腹部の膨らんだ女性の裸体像で(妊婦をモチーフにしているわけではないそう)、背中に羽のように手が2本生えている。
長く細い指。
美しすぎるくらいに整った顔。
そして遠くを見つめる憂いの目。
聖母のようでもあり、天使のようでもある。
しばらく観てると心が洗われる。
涙でそうなくらい感動。

「月蝕~」の画像が見つからなかったので、同じく今回の新作のひとつ「とどまる言葉」の画像を。

12月11日までの展示なので、銀座に行く用事がある人は是非!
心癒されます。
無料だし。
私ももう1度見に行きたい。

あと、今渋谷のイメージフォーラムっていうミニシアターで「≒ 舟越桂」っていうドキュメント映画を上映中。
時間に余裕ができたら観にいってきます。

さてさて、論文まとめの続きをやらにゃ…。