太公望のマットさんの解説を聴きながら、車はいよいよマウナ・ケアの山頂に到着。
あたりは白んでいるが、日の出までは少し時間がある。
あたりは白んでいるが、日の出までは少し時間がある。
車の外に出て、天文台を背景に記念撮影したり日の出前の地平線を見たりするが、山頂を吹き抜ける風をまともに受けると、防寒着を着ていても寒さで手が震えてくる。
太公望の車の陰で風を避けながら、日の出を待った。
東の地平線を望むと、ヒロの町の上は暑い雲海に包まれていた。
しばらくすると、地平線のあたりがオレンジ色に染まってきた。
しばらくすると、地平線のあたりがオレンジ色に染まってきた。
いよいよ日の出の瞬間だ。
動画モードにしたカメラを持つ手が震えるのをこらえながら、日が地平線から昇りきるまで5分ほどじっとしていた。
動画モードにしたカメラを持つ手が震えるのをこらえながら、日が地平線から昇りきるまで5分ほどじっとしていた。
マットさんが、ドップラー効果を例にして解説してくれていたが、朝日が昇るのを見ていると向かってくる太陽のエネルギーを浴びて、力が漲ってくる感じがした。
背後から、マットさんが順に私たちの肩をほぐしながら何かを念じてくれた。
背後から、マットさんが順に私たちの肩をほぐしながら何かを念じてくれた。
サンセットツアーの予約が一杯で、サンライズツアーに参加して本当に良かったと思った瞬間だった。
西側に目を転じると、マウナ・ケアの山影がほんのりと投影されていた。
山の斜面には、一昨日降ったという雪が残っていた。
ここでは、その気になればスキーもできるそうだ。
ここでは、その気になればスキーもできるそうだ。
再び、東の空を見て、朝日をしっかりと目に焼き付けた。