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現在の相場の一番の注目点は、米インフレと、それを抑制するために(相場を壊してでも)実行される米利上げが、
「どんなペースで」「いつまで」「どこまで」というところです。
ですから必然的に最重要イベントは、米CPI(消費者物価指数)と米FOMC(金融政策決定会合)ということになります。
 
そして10日晩の米CPIは、
先月に続いて翌朝が日本のSQ(オプション/ミニ先物の)でしたから、
相場が大きく動くことが予想されるタイミングでした。
 
↓先月の米CPI関連記事
 
↓米CPI翌朝(11/11) 7時頃の「世界の株価」

 
やはり10月頭で日経平均は週足のサイクルボトムをつけていますね。
その後も悪材料が何度も出てきましたが、
そのたびに安値高値が切り上がってきています。
 
相場に独特の雰囲気が流れます。
特に、ブログやネット界隈で感じる空気がとても役に立ちます。
 

その際、相場の雰囲気が悪くなってからあわてて情報を探しにいくと判断を間違えやすく、普段から定点観測をしておくことが有用と感じています。いつも強気の人、いつも弱気の人、上がると強気/下がると弱気の人、いつも逆にいく人、わりとよく当たる人・・・、それらを把握した上で発信を見て、感じる空気は本当に有益な情報です。

 
ちなみに、相場観がよく当たるか外れるかと、
それによって利益が出るか損するかはだいぶ別の話です。
株で利益を出すには、上がるか下がるかを当てることよりも、起きている状況にどう対応するか(予想ではなく対応、より具体的にはポジションの取り方)の方がずっと大事だからです。
 
さて、日経平均はだいぶ上がってきましたが、
まだ個々には底を這っているような銘柄がたくさんありますね。
「ハロウィン効果」として知られるいい季節に入ってきましたし、
物色される銘柄に少しは広がりが出てくることを期待しますアップ