「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

 

江戸時代の大名で、剣術の達人でもあった松浦静山の言葉ですが

私はプロ野球の野村克也(元)監督が使っていて知りました。

非常に含蓄のある、深い言葉だと思います。

どの分野でも、一流の人は素晴らしい哲学を持っているものですね。

 

この言葉、色んなことに当てはまるのですが

中でも相場にとてもしっくりくる言葉だと思っています。

 

株では、銘柄の選別等はあるにせよ

極論すれば「買う、売る、待つ」の3つしか選択肢がないため

(初心者でも!)まぐれで利益が出ることはわりと頻繁にあります

「勝ちに不思議の勝ちあり」です。

「運も実力のうち」ですが、勝っても謙虚でいないとですね。

 

一方、大きな損を出した時というのは

振り返れば、必ず自分に反省すべき点があるはずです。

利益額を自分で決めることはできませんが

(突然のS安等、例外はあるにせよ)

損失額は自分で決められたはずだからです。

 

私の場合だと、よくやってしまうのは

「根拠の薄い、安易なエントリーをしてしまった」

「調子に乗ってポジションを取りすぎてしまった」です。

現在、マザーズ銘柄でやられ中ですが、反省点はまさにこれです。

目をそむけず、前向きに、次への経験値にしたいと思います。

 

ちなみに、「買ったら下がった」「迷って買わなかった銘柄が上がった」

「売ったら上がった」等で、「買っておけば…」「売っておけば…」は

反省でも何でもなく、ただの無意味なタラレバです。

 

「テストの問題全然分からなかったけど、(A,B,C,Dの4択問題で)

ヤマ勘でA,C,B,Aって答えておけば合格できたのに!」

とむちゃくちゃなことを言ってるようなものです。

先のことが分からない状態でやってかないといけないのだから

次に生かせる方法で反省しないと意味がないと思います。

 

先のことは分かりません。だからこそ、逆に言えば

「一寸先が闇なら 二寸先は明るい未来」(by 宇多田ヒカル)

かも知れないわけです。

 

だから一発逆転を祈ろうということではありません。

どんな時も悲観せずに前向きに行きましょう、ということです。

勝っても謙虚に。負けても前向きに。

今辛い状態にある方(私もです!)、諦めずに頑張りましょうね。

 

(※投資は自己責任でお願いします。)

 

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