股関節を外旋すると痛みがでる場合のアプローチ例 | 新潟・長岡の腰痛改善ピラティストレーナー信田純一のブログ

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新潟市、長岡市で腰痛解消に役立つピラティスの指導をしているトレーナー信田純一のブログです。
年に1~2回、指導者養成コースも開催しています。

おはこんばんちは、信田です。

もうすぐ地元長岡でパーソナルトレーナーを始めて丸3年です。

家族や知り合いの方を紹介してくれる方も増えてきました。
信頼を裏切らないように、自己研鑽を続けたいと思います(^^)b


さてさて、クライアントさんで股関節に問題を抱えている方はいませんか?

今回ご紹介するのは、股関節を外旋するときに痛みのあるAさんのケースです。
それではどうぞ。


僕「では、痛みが出る動きをしてみてください。」
Aさん「こうすると痛いです。(股関節外旋動作)」
僕「( ☆∀☆)キラーン」

※実際は、キラーンとか言わずに、真面目な顔で取り組んでいます。



Aさんの股関節外旋動作を左右比べてみると、明らかな違いがありました。
痛みのある側は、股関節が外旋しているようにみえて、実は膝関節で外旋をしていたのです。

(正常な股関節外旋であれば、第2足指と膝蓋骨が同じくらい外側を向きます。Aさんは、膝蓋骨よりもつま先が外側を向いていました。)

さらに痛みのある側を見ていると、骨盤がつられて動いてくるんですねー。
股関節の可動域を検査してみると、患側の内転筋と健側の大腿筋膜張筋に短縮がありました。
この制限をさっと解除した後、2つのエクササイズを処方しました。


大腿部をしっかり外旋できるようにサイドライイングシリーズのアップ&ダウンとサイドパッセです^^

実施後は、同じ動作をしても痛みがなくなりました。
やはり適切な動きが重要です。


3月に新潟県内で実施するPHIピラティス養成コースも、まずは基本をしっかり、余裕があったらケーススタディを学んでいただこうと思います。

受講者の皆さん、もうすぐですよー!