■水平面の姿勢評価で間違えやすいポイント
矢状面、前額面の姿勢評価に引き続き、今回は水平面の姿勢評価について書いていきます。
姿勢評価に慣れていない人は、運動処方を間違えやすいので気をつけたいところです。
では、一緒に考えてみましょう。
骨盤が前傾している場合は、股関節が屈曲して腰椎前弯が増強します。
その結果、腸腰筋などの股関節屈曲筋群や腰部脊柱起立筋群が短くなり、ハムストリングスなどの股関節伸展筋群や腹筋群が長くなります。
図版引用:筋骨格系のキネシオロジー
では、骨盤が右回旋している場合、股関節はどういうポジションになるのでしょうか?
よ~くイメージしてみてください。
実際に立って骨盤右回旋をしてみましょう。
股関節の一方は、屈曲and/or内旋and/or内転、もう一方は伸展and/or外旋and/or外転になります。
それに伴い、左右異なるアプローチをしていく必要があるかもしれません。
もし評価を間違ったら、全く見当違いのアプローチになってしまいます。
2月22日0:00に続きを更新したいと思います。
それまで考えてみてくださいね