楽曲順位シリーズもこれで10位!?
今回は至宝の名曲、知る人ぞ知る
Romantic Warrior - RETURN TO FOREVER (同名アルバム収録 1976年作品)
いわゆるFusionというカテゴリーの中では、異色の作品。
Rockっぽいところもあり、プログレっぽいところもあり、
あのJazzピアニスト：Chick Coreaはこんな次元まで行ってしまったのか!?とでも言いたくなる楽曲。
このバンド(プロジェクト?)：RETURN TO FOREVERは有名カモメジャケの1st～名曲Spainまでを生み出し、
近年CMでも1stの曲が使われたりと、JAZZ史・音楽史に残る類いなきバンドである。
メンバーは
Chick Corea - Piano, Synthesizer
Stanley Clarke - Double Bass and Bass Guitar
Lenny White - Drums, Percussion
Al Di Meola - Guitar
となり、1st~2ndのメンバーとは大きく異なる。
高速ピッキングのアル・ディメオラなんて当時21歳。。
さて「Romantic Warrior」は、10:53もある大曲で、テーマ、ソロワーク、アレンジともに入念に練った感が満載。
即興を主体とするJazzとは対照的で、
各人の名人芸でものすごい緊張感⇔華麗な旋律 のバランスが素晴らしい楽曲。
ギターソロの時のバッキングも美しい。リズムが徐々に躍動していく感じ。
そしてリズムチェンジでピアノソロ。この間のレニー・ホワイトのドラミングも神業。
※チック・コリアのリリカルで確実なピアノは何度聴いても素晴らしい。
↑この曲の醍醐味はここ。
そこにギターがユニゾンで応酬する←アル・ディメオラにしか出来ないですね。。
それでは・・・どうぞ↓↓↓
リンク貼ります↓↓↓
http://youtu.be/U3s3dne0d8Q
(当時のライブ発見!!)
http://youtu.be/lObVilGPjHc
生涯の楽曲第9位。
(いつまで順位をつけようか・・・)
Pra Manha - DA LATA (Songs From The Tin 収録：2000年発表)
西ロンドン：DJパトリック・フォージとスモーク・シティの中心人物クリスチャン・フランクによるユニットのデビュー作。
アルバム全編に渡りJAZZとブラジル音楽をルーツに、
時代のCLUB性と美旋律を融合させた、幅広い楽曲が収録されている。
デビュー作であるこの作品の中でも、特記すべきは「Pra Manha」。
オーガニックとブラジリアン、クラブサイドが高次元で合わさり、包み込まれる様な哀愁の中で･･･美旋律が舞う楽曲。
リスニングミュージックと同時にフロア仕様でもあり、HOUSE界でも重要とされてきた。
※後にこの重低音とパーカッション/楽器群のバランスが基準となったのでは。
音楽、そしてブラジリアンミュージックを愛する人達から生まれた名曲。
永遠リピート必須。
出来れば12inchでの愛聴を・・・。
それでは・・・どうぞ↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=w5AJJxAHSnI
生涯の楽曲第8位(かな??)
Elements Of Life feat.BLAZE - LOUIE VEGA (Elements Of Life 収録：2004年発表)
HOUSE界の大御所：Masters At Workとして活躍し、
1997年･･･nuyorican soul名義の[生音HOUSE]で革命を起こす。
そんなMAWのDJ'Louie Vega'が04年に発表した作品。
自身のルーツと共に『愛』をテーマに壮大な音楽を描く。
この時、[生音HOUSE]は新たな時代に突入した。
生身のDrumsから生まれる4つ打ち+パーカッション。そして華麗な楽器郡。
その中でも･･･特に輝く楽曲は、タイトルトラックの「Elements Of Life」。
静かな導入部：パーカッションビートに乗せたピアノから、一気に加速する至高の楽曲。
特記すべきは「こんなにも素晴らしいピアノソロは聴いたことがない!!」と言う程の間奏部。
そして流石!!BLAZEのVo。
※間奏部ではGeorge Duke - Brazilian Love Affairのテーマをオマージュ。
この辺り、DJとしてのセンスとアイデア
ジャンルなんて関係ない。ただ「本当に素晴らしい楽曲」ということだけです。
愛と新たな生命、そして私たちの地球：すべての要素。繋がり。
それでは・・・どうぞ↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=o6RSZNU1yQU&feature=related