「A Dramatic Turn of Events」 - DREAM THEATER

ア・ドラマティック・ターン・オヴ・イヴェンツ(スペシャル・エディション)(初回限定盤)/ドリーム・シアター
¥3,480
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2010年:このバンドを20年以上支えてきたドラマー、Mike Portnoyの衝撃的な脱退。

2011年4月、オーディションをYouTubeでも公開し、話題を呼んだ新ドラマーは、
元Extreme、Steve Vai、AnnihilatorのMike Manginiに決定。
(元バークリー音楽大学の教授でもある)

※YouTube公開のEpisode↓↓↓
Episode 1
http://youtu.be/L609JsPFmmI
Episode 2
http://youtu.be/-vaDfcKzLbY
Episode 3
http://youtu.be/2QHMQjH17aw
この3で、新ドラマーが決定し、その瞬間多くの感動を覚えた。

そして6月には先行シングル(?)
「On The Backs Of Angels」をYouTubeで公開。
賛否両論を巻き起こすが、何度も聴く度に良さを見出す超スルメ曲。
実はこの時点でアルバムの全体像は公表されていた。
サウンド感、前に出たVo、少なめなソロパート。全て新機軸だった。

・On The Backs Of Angels
http://youtu.be/oasnbzEMV08
後にiTunesでもシングルカットとして先行リリースされ、音質の良さ(前作までとのミキシングの違い)を知らしめた。
※ジャケは意味不明。。。
OTBOA



さて本題、2011年9月7日、遂に新作「A Dramatic Turn of Events」 が発売される。
ドラマーの交代という試練を乗り越えた彼らの新作は・・・
過去の作品を超越した最高傑作となる(数曲聴いただけですが・・・)。

Hi-Fiに拘ったプロダクション、ミキシングにアンディ・ウォレスを起用(John Petrucciの希望)し、
また新たな境地を開拓した。
※一聴した感じではドラムが若干後退し(これが普通か・・・)、Voを全面で感じることが出来、
Bassがはっきり聴こえる(今まではたまにしか・・・)という印象。
これにはJohn Petrucciの思考が有り。
・・・個人的にはもう少しバスドラが欲しかった。。。

Voが全面に出たことで「楽曲」としてのわかり易さは格段に上がりながらも、ようやくフロントマンとなった気が。。

しかし、「楽曲」がすべてだ。
いくら音が良くても、肝心な部分が良くないと本末転倒・・・となるが、
今作の楽曲:作曲/アレンジは本当に素晴らしい。彼らのアイデアは底なしか!!??
また今回はKeyのサウンドを含めアレンジが良い。天才Jordan Rudess本領発揮。

トラックリスト、現情報での率直な感想は下記参照↓↓↓

1. On the Backs of Angels
http://youtu.be/oasnbzEMV08
前記の通りだが、あくまでも序章にすぎなかった。
世界一早い(?)シングルストロークが聴き所、

2. Build Me Up, Break Me Down

3. Lost Not Forgotten
http://youtu.be/X91uj3rHjV4
イントロに歓喜。サビは高速ツーバス。予測不可能な展開。
アルバム中、第一の波・・・というか盛り上がり。
2ndのあの曲に似てない!?

4. This is the Life
中間:Keyのメロディーは反則。良すぎる。。

5. Bridges In The Sky
http://youtu.be/wGrrapMGIx8
The Shaman’s Tranceから改名。3rd[Awake]っぽいサウンド。
サビのメロディーは秀逸。
魔術師っぽいというか、ファンタジックな展開有り。
ハモンドっぽいサウンドも久しぶりに聴いた。
8:00ぐらいのところで、オーケストラが欲しくなった・・・。そろそろKeyで全てを表現せず、
生オーケストラを入れて欲しい。ピアノもしかり。

6. Outcry
すごすぎるインストパート。
またとてつもない次元にいってしまいました。。

7. Far From Heaven

8. Breaking All Illusions
http://youtu.be/7rnMGtgL3Zc
個人的には最高楽曲。John Myungの作詞というだけで注目を浴びている楽曲。
サビが最高に気持ちいい。展開もすごいが、とにかくサビのメロディーだけで泣ける。
先行公開を100回は聴いた。

9. Beneath The Surface
http://youtu.be/cCJYXaghNR0


アルバム総売上1000万枚を超えた彼ら。前作はビルボード6位。
さて今回は????
徐々に全貌を明らかにしていくレーベルの作戦も良かった。。というかハマった。