ノビカベと呼ばれる忍び込みのプロ・真壁は、刑期を終えて出所した後、2年前に自身が逮捕された現場の真相を調べ始める。
真壁には一卵性双生児の弟・啓二がいたのだが、15年前に母親の図った無理心中で両親と共に焼死した。しかし今も真壁の中耳には啓二がいる。
真壁は啓二と会話しながら、警察の捜査が及ばない裏社会の事件の謎を解いていく。
自分の頭の中の誰かと会話しているって、『VIVANT』みたいだな。この小説は20年以上前に書かれたものだけれどね。
久々に横山作品を読んだけど、やっぱりぐいぐい引き込まれる。
最後、あと1話くらいあってもよかったのにと思うくらいあっさり終わってしまったけれど、これくらい余白がある方がいいのかな。
逆にエピローグがくどい!と思ってしまう小説も多いから![]()
才能があってクールで男気あふれる主人公と、突き放されてもひたむきに待ち続ける美しい女。
なんか男のロマンって感じやな・・・![]()