女は外でバリバリ働き、男は家庭を守るのが当たり前、という男女反転した世界。
妻が教師、夫が学童でパート勤務の池ヶ谷家
妻が医師、夫が専業主夫の中林家
妻が警察官、夫が妻の実家の家業の理容室を継いだ澄田家。
3人の夫たちは、PTAの役員仲間でもある。
何かにつけて女男不平等を指摘し問題視する池ヶ谷に対し、面倒くさい人だなあと思っている中林。
そんなとき、事件が起きて・・・
なんか読んでいてしっくりこない感じがずっとつきまとっていた。
これを男女逆にしてみれば普通によくある話ですよね、という設定なんだろうけど、
現実社会でいう、モラハラ夫だったり、嫁姑問題だったり、夫の家庭への無関心だったり、それは男女格差とはまた別の問題のように思う。
実際、古い組織の中では男女格差は歴然と存在し、男性と同じ基準で評価されすに理不尽な扱いを受けている女性はたくさんいるんだから、会社とかが舞台ならもっと伝わったかも。
そして今はもう、男と女の2つに分けること自体がダメな風潮になっているし。
男女格差問題に限らず、何事も「平等」というのは難しい。
前提条件がすでに平等ではないのだから。
あと、「平等」と「優遇」とを履き違えていることも多いしな・・・
機会均等とか、同一基準評価とかを粛々と実践するしかない。