鶴代・佐知親子と、佐知の友人の雪乃、雪乃の後輩の多恵美。
『細雪』の四姉妹をもじったような名前の4人の女たちが
古い洋館で同居生活をしている。
漏水被害に遭うし、ストーカーは現れるし
ミイラを発見したり、泥棒に入られたり、と次々と事件が起きているにもかかわらず
登場人物たちのちょっと間の抜けたような会話や行動のせいで
全く緊迫感が伝わってこず、逆にのどかな空気すら流れている。
ふわ~っとした感じの、特に何事もない日常を描いたような作品は
あまり好きではないのだけれど
三浦しをんさんの文章が好きなので楽しく読めた。
語り手がくるくる入れ替わるな~と思っていたら
真の語り手は実は・・・みたいな謎の仕掛け(?)もおもしろかった。
とりあえず、次は『細雪』を読もう・・・![]()
