淳一、圭介、直人、そして万紀子。
小学生の4人はいつもいっしょに遊ぶ仲間だった。
ある時、事件に巻き込まれ、警察官だった圭介の父が殉職。
その後、それぞれに秘密を胸に抱えながら、進学や転居でばらばらになる4人。
そして、圭介の父の死から23年後。
直人の兄が殺され、再び4人が顔を揃えることになる・・・。
23年前の事件に異常な執着を見せる県警の刑事のもと、
4人の秘密が徐々に明らかにされていく。
そして同時に2つの事件の真相が暴かれる・・・。
23年もたてば、立場も変わる。
小学生時代と全く同じように無邪気に遊ぶことはできない。
それでもなお、4人がそれぞれのやり方でお互いを思いやっている。
結果として、それが事件をより複雑にしてしまったのだけど。
それにしても
万紀子の息子の万引き事件が発端となっているのに
息子自体の存在感が薄いよね・・・?
複合施設の建設も、事件に何か絡んでくるかと思ったけど・・・?
淳一のDVに対して、恋人の博美はどう思っているの・・・?
等々、腑に落ちない点はいろいろあったけれど
それでもストーリーに引き込まれて、読み進んでしまうのは
やっぱり作者の力かな。