瀬戸内海に浮かぶ島を舞台にした短編集。
よく言えば人情味あふれる濃密な人間関係
はっきり言えばデリカシーがなく噂好きで過干渉
そんな閉鎖的な社会から
逃げたくても逃げる術を知らない人
逃げたけれどもやっぱり戻ってきてしまう人
全体的に暗くてもの悲しい空気が流れているけれども
タイトルが『望郷』というからには
やっぱりそこで生まれ育った人々にとっては
愛すべき故郷ってことなのかな・・・
「人は人」という考え方が通用しないいなか特有の閉塞感で
なんか読んでいて息苦しかったけど。
それにしても最近、短編集が物足りなくなってきたな~
以前は、さらっと読めて完結する短編が好きだったんだけどな~
時間的精神的余裕ができてきたからかな~?
