タイには90日レポート(Notification of staying in the Kingdom over 90 days)という制度があり、外国人は90日毎に住所を入国管理局(Immigration Bureau)に届け出なくてはなりません。
これを怠ると罰金が課される場合もあるそうです。
私が入国してそろそろ90日となるため、相方の会社より身分証明書を取得するよう連絡があったのもこの関係だろうと思っていたのですが、この届出に身分証明書は不要で、さらに証明写真(4×6cm)を準備するようにという指示もあり、一体何の届け出なんだろう??と訝しみながらも先日相方と通訳さんとともに、ビザやワークパーミット関係の申請を受け付けているワンストップサービスセンター(One Stop Service Center)へ行ってまいりました。
オフィスはMRT(地下鉄)サムヤーン(Sam Yan)駅2番出口より直結のチャムチュリースクエア(Chamchuri Square)18階にあります。
受付で通訳さんが書類の束を出したのですが、3cmはあろうかという厚みにびっくり
相方は「頑張ってサインした…」と一言。。。
書類を準備して下さった方、同行頂いた通訳さん、サインする書類を増やしてしまった相方、皆様すみません…。
今回申請するのは、相方と私2人分の
・滞在許可
・再入国許可(リエントリーパーミット)
でした。
朝9時頃に訪ったにもかかわらず、窓口はかなりの混雑で1時間後やっと順番が回ってきました。
窓口に向かった通訳さんが数分後戻ってきて曰く、
「奥さん、出国カードはありますか??」
出国カードはあります。
ただし、
家に。
タイに入国する際は出入国カード(Arrival/Departure Card)が必要です(飛行機で貰えます)。
移住までに3回タイに来ていますが、行きの飛行機で両方記入し、入国手続き時に入国カード、出国手続き時に出国カードが回収されました。
その際はタイ滞在時出国カードを失くさないようパスポートにホッチキスで留められていたのですが、今回は長期滞在というせいか留められていませんでした(相方のパスポートには留められていたので手続きする人によるのかもしれませんが)。
もしかして出国カードはいらないのかな?と思いつつも、いつも回収されてしまうものだから記念に!と取っておくことにしました。
…というわけで家にあったのです。
何でパスポートと一緒にしておかなかったんだろう、という後悔もありますが、何よりも捨てていなくて良かったと安堵しました。
出国カードは絶対に捨てず、パスポートにホチキスで留めておくことをお薦めします!!
しかし、家にありますといってもどうしようもなく、往復1時間掛けて地下鉄で家まで取りに帰ったのでした。
通訳さん、相方、1時間も無駄にしてしまった上車で送ってくれようとしていたのに、地下鉄に飛び乗ってしまいごめんなさい。。。
ところで、日本でビザを取ったのに何故タイでも申請が必要なのか??
これについては改めて書くことにします。