「武者修行日記。
昭和14年5月28日今日は午前11時に熊本駅発、
三角港を経て雲仙温泉に行く予定だ。」
斎村五郎(剣道範士十段)
中略
この大自然の景勝をそのまま庭として展望できるのは豪勢だ。
しかも空気は清澄だし辺りは閑静だ。
中略
一同に見送られて正午ごろ三角駅で学生の一行と合流して三角港から小蒸気船で出航。
約1時間を費やして島原に上陸。
<斎村五郎の遺稿と想い出より>
上記は斎村五郎先生が早稲田大学の学生と九州1周の武者修行された時の一文である。
マニアックMは、令和6年5月25日に天草から三角港を見ながら、久留米に入った。
現代のマニアックMの武者修行である。
手拭いは、もちろん斎村五郎先生の「不動心」
出稽古よりも武者修行と言う言葉がぴったりのOB稽古会。
単身で九州学生剣道連盟OB以外は私一人。
相当、覚悟して剣道着や剣道具をつけて道場に入るのであるが・・・
入るだけで、武者修行は十分である。
前日北海道の「北海の龍」範士から
「西日本大会でのOB稽古会は、何かと試す良い機会で楽しみです。」
のメールは頂きましたが・・・
昨年に続いて私一人
白髪頭はマニアックMのみです。
武者修行1
武者修行2
動画掲載の許可を頂きました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
道場の中央には「山岡鉄舟」の扁額も掲げられています。