「愼獨」
マニアックM
愼獨は、佐藤成明範士から頂いた本に直筆の筆で私にプレゼントされた文字です。
この愼獨の文字との出会いによって、私の自前茶室「愼獨庵」も誕生しました。
愼獨とは・・・・
「大学」の中の・・・故君子必愼其獨也 からで、
「自分一人だけで他人の目が無いときでも、身を愼み、
道に背かないように心がける事。
また、自分の心中に注意を払い、雑念の起こらないようにすること。」
剣道を道場を出たら剣道脳を使わない人が多い。
道場を出てから一人の時で、剣道脳を使う時間をもっと持ちましょう。
昨日の続きから。
先週の天草四郎師範との稽古を今度は、2人の竹刀をアップ。
★動画はスロー再生の方が面白いかもしれません。
1:見えにくいですが、私が竹刀を摺り込んで行ってます。
3:剣先を表に置いて、少し剣先を下げながら小手に行く剣先の動きで面。
4:裏から一度、竹刀を捲いて、少し遅れて小手。
見事に私の竹刀を裏から押さえられて、天草四郎師範に面を頂きました。
5:中間間合いから表を攻めながら近間に入りながら、裏に回して面
7:表から小さく張って、竹刀を落として、技を出そうとした瞬間
師範が小手面。
竹刀を張る時に、中間間合いから近間に入りながら張ったので、
かろうじて、師範の小手面を面金の前で回避することが出来た。
8:私の方から、摺り込みながら入り込もうとした瞬間
師範が強烈に表から押さえて、私の右手から竹刀が離れ、
引き面。
この師範の表からの押さえはかなり強烈でした。
9:一度相手の竹刀を上から押さえて、次に師範の竹刀が下がったところを面に飛ぶ
10:一足一刀の間合いで、数回表から鎬をこすらせて、師範の握りの強さを確認。
一週間リビングで繰り返し練習した、表からの捲きを、一足一刀から
中間間合いに入りながら面。
苦節48年間、初めて天草四郎師範の剣先を突破した面です。
体を師範に寄せながら、「え?」と自分で思いながら・・・
余韻に浸りながら、私の面金が、最後、師範の面が根に当たるまで詰め寄りました。
逆に、これが本当の残心かなと?
★その場面を・・・
「昨日の”ザ・15の左足”動画をご覧になった林範士から
即、ご指摘のメールが届いた。
”まだ、左足遊んでいますね。これでは、ひかがみが死んでいます。
何故ならば、右足が前に出すぎです。」
ありがとうございました。
マニアックM