「相手の竹刀を押さえて、すぐ打っていくのではなく、
                 相手の竹刀を押さえて、
                 一回ちょっと溜めて、
                 ちょっと溜めることによって竹刀が戻ってきたところで、裏に行く。」

                                             プレジデント範士(剣道範士八段)

皆さん覚えているだろうか?

11月21日のブログの遠距離剣道通信教育の動画の10番~15番

プレジデント範士の剣道の極意の右手ドアノブ回しの竹刀抑えの応用編。

押さえて、戻って来るところを、裏で小手、または小手面







11月21日以降 マニアックMの稽古や試合には、

竹刀を押さえて、表から面

竹刀を押さえて、竹刀が戻って来るところを小手、または小手面

を多投しているのですが・・・

先日、プレジデント範士に

「中々うまくいきません。」とプレジデント範士に言うと・・・・

表題の回答が返ってきた。

「溜」が大切だそうで・・・・

竹刀を押さえて、帰ってくるところを、小手・・・・ではなく

竹刀を押さえて、一瞬溜めて、そこで竹刀が戻って来るところを、小手または小手面

「溜めて!」
な~~るほど!

昨日のmini98先生との稽古で、竹刀を押さえて、溜めて、小手面が2回成功しています。

1回目

①押さえる
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②溜める
イメージ 3

③戻てくる
イメージ 4


2回目

①押さえる
イメージ 5

②溜める
イメージ 6

③戻てくる
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実は12月12日のプレジデント範士にお願いした341回目の稽古の小手面を繰り出す前の竹刀の攻防は、

11月21日の10~15の竹刀押さえをかなり意識して、駆使しているポイントに、ご注目ください。

技を出す前のプレジデント範士との竹刀を押さえあっているところが、解説されると面白いと思います。



昔々、我々の大学時代の監督の故 下田洋夫先輩の得意技が、竹刀を表から押さえて、相手の竹刀が戻ってく

るところを鋭く小手を打つのが、下田さんの大得意技であって、全日本選手権にもこの小手で出場されたのです

10年ぐらい前、下田先輩から

                「村井よ!この技が全く決まらん相手が、一人だけある。
                それは、プレジデント範士なんよ。
                プレジデント範士の手首は非常に柔らかく、竹刀を押さえに行っても
                そのまま竹刀は帰って来ん!
                まったく、柳の枝を押さえているようで、
                こっちの狙い通りにまったく竹刀が戻らんのよ!」

                                  故 下田洋夫先輩(第二代 広島大学剣道部監督)

先日、ブログでご紹介した、デンタル渋さんのお宝

将棋の大山康晴名人の書の染み抜きが、ガクセンターで完成した。

染み抜き前

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染み抜き後

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「静 楽 極 無」

凄い技術ですね!

皆さんも、シミの付いた掛軸や色紙があれば、ガクセンターへ依頼してください。

「へたくそ剣道理論」を見たといえば・・・・サービスが???あるかないか????