心に打たれた技は、本人にどうやって打っているか聞いて見るもの・・・・。

一昨日、金曜日、遠方から若手のF剣士が飛び込みで、道場に表れた。

某大学で主将、現在超一流メーカーの実業団バリバリ選手。20歳代の超イケ面。

腕自慢の学生がことごとく挑戦して、鼻っ柱を折られた。

横で見ていて、素晴らしい抜き胴と、オーソドックスなんだけど見たことの無い小手打ち。

こりゃ~、私も一丁挑戦。

初太刀で、その、小手打ちに遭遇。

参ったの感想より、どうやって打っているの?が先に感じた。

更衣室で、勇気を持って30歳近く若い青年に、小手打ちの打ち方を聞いてみた。

「・・・・・・・・・・・・と打っています。」と懇切丁寧にアドバイスを頂いた。

昨日、今日とその小手打ちを集中的に、学生に試みた。

今までの私の小手打ちとはまったく違う感覚で、「パッコ」と良く決まる。

所変われば、違う理論で、色んな打ちがあるもんだ。

しまった、胴打ちも聞くべきだった。

胴打ちは更衣室で褒めるにとどめてしまった。

次回の道場破りに期待しよう。