かもめ食堂 | 【シロい人の映画blog】素足で歩こうよ、靴なんて履いてないでさ。

かもめ食堂

★★★★☆

【監督】
萩上直子
【原作・脚本】
群ようこ
【キャスト】
小林聡美
片桐はいり
もたいまさこ
ヤルッコ・ニエミ
タリア・マルクス
マルック・ペルトラ

2005年日本作品


【あらすじ】
フィンランドのヘルシンキに、「かもめ食堂」という食堂があった。
主人公サチエは、名前の通り日本人。
たった一人で食堂を切り盛りしている。
しかし残念なことに、かもめどころか閑古鳥が鳴いているありさま。
そんなある日、にゃろめTシャツを着た日本かぶれの客がやってくる。
彼は、初めてのお客様。
そのあと、本屋でムーミンを読んでいる日本人を見付ける。
ガッチャマンの歌詞を教えてもらい、悪い人ではなさそうだから泊めてみることにした。
そうしたら、次の日、働かせて欲しいっていうじゃないか。
案の定、サチエは働いてもらうことにした。
こんな風に、主人公サチエの日常は緩やかに過ぎていくのだった。


【私的雑感】
雰囲気映画。
この穏やかで緩やかな空気が気に入れば、最後まであっという間です。

女流作家や監督ならではの空気感がわかる人は、間違いなくこの作品にも流れていることが見抜けるでしょう。

また、女優の演技が凄く良い。
ひとつひとつの演技を手にとって楽しんでみてください。

トイレットがみたくなりやした。

あなたの日常に疲れてしまったなら、こんな日常を覗いてみてはいかがでしょうか?

あ、最後に。
この作品を観るときは、コーヒーを片手にご覧になられることをオススメいたします。