『バンテージ・ポイント』★★★☆☆ | 【シロい人の映画blog】素足で歩こうよ、靴なんて履いてないでさ。

『バンテージ・ポイント』★★★☆☆

2008 アメリカ制作

制作費が多額そうです。笑

アメリカ大統領が狙撃される。八人の視点でその瞬間の目撃者や当事者になることで、事件の真相に迫るという構成。
実は起承結の結の始まりで、大統領は替え玉だったとわかる。最初のオチ言っちゃいました。しかし、まだ次のオチとかはありますから楽しんで下さい。
このあたりから、この映画のクライマックスへと近付いていく。


“911”やら“テロと戦争”という虚偽や印象操作、矛盾などには辟易するけど、そこはそこ。ここはあくまでも映画などの私的感想ブログですからね。

もどかしいくらいいいところで視点がかわります。時間軸が少しずつ進み、観客視点での展開が進むのもグッド。でも、『24』越えはしてない感じ。
些細なことかもしれませんが、人物の視点を変えるときの、巻き戻しの映像表現はちょっぴり好きです。

スポンサーの要求でしょうが、カーチェイスが微妙に長かったです。

そういえばSP役の人、前も似たようなSP役してらっしゃいませんでしたか?ん?気のせいか。
LOSTの医者がいますねー。


中身は意外に薄い作品ではある。