土曜日の朝
公園へ歩きに行くと
滑り台がある場所に
小学生の女の子が三人
そばに一羽のカラスが
カーカー
女の子たちは
慌てて離れたベンチに置いた
かわいいバッグを取りに走る
ママがカラスにオヤツを
盗られないようにね
って言っていたよ
などと言いながら
ふふふ
カラスにオヤツを
盗られるだなんて
そんな風に
ほほえましく思っていたら
帰ろうとしたら
先ほどの女の子たちが
大声で
ママ―!!
カラスにオヤツを
盗られちゃった!!
ほほえましい
なんて話じゃなかった
カラスは賢い
あの滑り台の場所に
オヤツを持った
弱くて小さな人間が
来ることを知っているんだ
カラスの情報伝達力は
侮れない
手を打たないと
小さな子たちが
カラスの標的になっている
ってことは
けっこうキケンなことだな

