我々夫婦は
本の趣味が
完全に
異なっている
別に
気にしてはいなかったが
先日、
これ、面白いから
そう言って
一冊の本を
わざわざ本棚から
持ってきてくれた
知らない著者だ
決して自分では
選ぶことはないだろう題名だ
本の帯にある紹介も
全く異次元の内容だ
でも
なぜわざわざ
何か意図でも
あるいは
本当に面白い本なのかも
頑張って
三分の一ほどは
読んだ
そして
静かに本を閉じて
ひっそりと
本棚の同じ著者の場所に
忍ばせた
追伸
こっそり返せば
わからないだろうと
思っていたが
すぐにばれた
なぜならその本が
シリーズ第一作だったから
知らずに真ん中あたりに
忍ばせてしまった
無念
