今日は1年ぶりに健康診断に行ってきた。

せっかくなので家から車で1時間弱離れた日本人診療所でやることにして、ついでに近くの日本食スーパー「ミツワ」に行って日本食を色々買ってきた。


シカゴは何故か日本人街がダウンタウンから遠く離れた郊外にあるため、日本関係のものは全部うちから遠い、というのが難点だ。なので、日本関係の食品、雑貨は2~3週に一回の買い物でまとめてすることになる。


このときだけは普段口にできない生魚を食べることができて、急に夕ご飯がグレードアップするのだが、今回は特売のカツオのたたきを買ってきた。特売と言っても1ポンド(=450g)で2千円位するからいっぱいは買えない。50gくらい買ってきて、すごく小さく切って妻と二人で分けた。


でも味は油が乗っていて本当に絶品だった。今がカツオの季節なのかどうかしらないけど、カツオとネギ、しょうがのコンビネーションはなんでこんなにおいしいんだろうか?子供のときは全然気づかなかったけど。これだけで往復2時間ドライブした甲斐があるというもの。


健康診断は特に何もなく順調に進んだんだけど、土曜日でものすごく込んでいて、結局全部で3時間くらいかかった。待っている間が非常に長かったので、診療所の本棚にあった林望「イギリスは愉快だ」を読んだ。


といっても今まで全く聞いたことのない著者のエッセーで、単にタイトルからしてまだまともそうかななと思って読んでみたのだが、うーんと首をひねる場所が多かった。タイトルどおり、イギリスでの出来事をエッセーにしているんだけど、著者のかなりクセのある判断・評価みたいなのが前面に出ていて、できごとそのものの面白さがちょっと薄れている感じ。


まあ、こういう本はイギリスを正しく理解しようとして読むものではなく、著者のモノサシに触れて、「ああ、世の中にはこんなにユニークな考え方をする人がいて、その人がイギリスにいるとこういう事が起きるんだな」と思って読むのが正しいのだろう。


でも、やっぱり村上春樹の「遠い太鼓」に匹敵する旅のエッセーにはなかなか出会えないみたいである。

もしお勧めがあったら誰か教えてください。