ジェネリック医薬品、前にもブログに書いていますが再提起![]()
アメリカでもオバマ大統領が医療保険制度に着手しましたが
財源の確保が問題視されています。
日本は当然のように国民皆保険制度となっていますが財源の
確保のために今躍起になってメーカー品より安いジェネリック医薬品
の使用を勧めています。この点について書きたいことは多々ありますが
次回にすることとして、今後考えられる問題点
について話しましょう。
薬(化合物)には、薬理作用、副作用といった情報があって初めて安全に
使用されるものです。
多くの患者が服用して初めて認められる副作用もあります。
今までは、こういった副作用は、化合物を薬として世に出したメーカー(先発)
MRが責任をもって情報提供していました。
医師もその情報をもとに診療にあたっていたはずです。
しかしながら、ジェネリック医薬品を患者が希望することにより前述の副作用
情報の提供はどうなるのでしょうか![]()
一般的にコストを削減して、製造しているジェネリック医薬品メーカーに
副作用情報をタイムリーに提供することは不可能でしょう。
ダイレクトメールで医療機関あてに冊子を送付されれば1つの薬に
たいして数社から同じ情報が送られることになり、必要な情報が見過ごされて
しまう危険性がある。
化合物を薬として世に出したメーカーが責任を持って情報提供をするか、
そのための第三者機関を設けるかを早急に検討すべきではないかと思う![]()
薬は正しい情報があってはじめて人間にとって有益なものなのだから
。